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矯正歯科の勉強をしようと決めたのは、大学6年の夏休みでした。



学生時代の友人たちと小樽のドリームビーチに出かけて、砂浜に寝転がって、これからのことなどを話し合っている時に、ふと

「矯正をできるようになりたい」

と思いたちました。

そのきっかけは、こういうことです。



6年生の初め頃だったと思いますが、伯父の紹介で、東京の新宿アルプス歯科(寺川國秀先生)の見学をする機会を得ました。それまで、大学の診療が一番最先端のこだわった診療と思っており、開業医のイメージは、子供の頃通った小さな歯医者さんというものでした。



ところが、アルプス歯科の診療は、固定観念をくつがえすものでした。診療は全て保険外。入れ歯は、血管まで再現する細やかさ。歯に詰めるものも、被せるものも、細部まで機能と審美性が追求されていました。衝撃でした。





「こんな歯科医師になりたい!」



進路について悩んでいた時、思いついたのは、アルプス歯科に就職し、寺川先生の元で学びたいということでした。しかも、そこで必要とされる人間になりたい、と。



見学した当時、アルプス歯科では矯正歯科を行なっていませんでしたので、『矯正歯科の技術を身につけて就職すれば、必要な人間になれるのではないか』と思いついた次第です。



残念ながら、この夢はかないませんでしたが、今も矯正歯科に残ってよかったと思っています。

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