topics: 2007年2月アーカイブ

先週末、歯の再生の実験が成功したと言う報道がありました。

数年前から、歯を再生する研究が行なわれています。
私も講演会に出かけたり、本を読んだりしてみました。

歯は、比較的複雑な組織なので、再生して機能出来るようになるのは難しいのではないかと思っていたのですが、今回しっかりした組織を持つ「歯」ができたということです。
いずれは、抜いた歯は、再生できるような時代が来るのでしょうか?

けれども、まだまだ実験段階。
まずは、虫歯や歯槽膿漏で歯を抜かなくて済むように大切にして参りましょう。


細胞から歯が再生 東京理科大のグループ、マウスで成功
2007年02月19日 朝日新聞から

歯の再生の流れ:図

 マウスの胎児から歯のもとになる細胞を取り出して培養し、おとなの歯を再生させることに、東京理科大の辻孝・助教授(再生医工学)らの研究グループが成功した。作製の成功率は100%で、歯の中に血管や神経などもできていた。臓器を人工的に再生させる技術につながると期待される。18日付の米科学誌ネイチャーメソッズ電子版で発表する。

 胎児期にはさまざまな臓器や組織が、上皮細胞と間葉細胞という2種の細胞の相互作用でつくられる。辻さんらはこれに着目。マウス胎児のあごの歯胚(はい)から取り出した両細胞を酵素でばらばらにし、どちらも高密度の細胞塊にしたうえで、区分けしてコラーゲンのゲルに入れると、培養に成功することを突き止めた。

 さらに、この細胞塊を50匹のマウスの腎皮膜下に注射。14日後に、すべてで歯の形成を確認できた。歯の再生研究は他にもあるが、作製率は20〜25%にとどまっていた。

 また、生体内で育てた歯や、生体の外で人工培養を続けた細胞塊を、おとなのマウスの歯を抜いた跡に移植すると、歯が高い頻度で生着した。この歯の内部には血管や神経のほか、クッションなどの役割を果たす歯根膜も再生できていた。

 グループは今回、同様の手法で毛の再生にも成功した。今後、肝臓や腎臓などの臓器づくりも目指すという。

*新聞記事は、掲載が終わってしまう事があるので、全文を引用致しました。

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