レーザーの導入を考えて勉強していたときに、入れていただいたレーザー歯学研究会の冬期セミナーと忘年会に参加してきました。
セミナーの講師は庄内晃二先生。
札幌市中央区南16条西9丁目で
庄内歯科を開業されています。

「歯の移植とレーザー治療」と題し、天然歯の移植とインプラント周囲炎におけるエルビウムヤグレーザーの応用について、お話し下さいました。
ホームページに掲載されている庄内先生の、歯を失ったときの治療方針は次の通りです。
原因は色々ですが、何らかの方法で失った歯を補う必要があります。当院では選択基準を以下のように考え進めています。
第1選択:歯の移植
再生医療です。歯の移植は術後2~3ヶ月で安定し自分の歯として噛む事が出来ます。適応するドナー歯(移植用の歯)が必要ですが、智歯(親知らず)や埋伏歯がドナー歯として、多く使われます。この治療法は健康保険も適応になります。
第2選択:インプラント
前歯から臼歯まで適応でき、審美も回復できます。また入れ歯の安定に支えとしても使えます。成長期の18歳までは使えません。健康保険の適応はありません。
第3選択:義歯
取り外しの入れ歯です。歯と歯ぐきに負担を掛けますが、歯を削らなくても作ることができます。噛む能力は20~30%ぐらいに落ちます。健康保険が適応になります。
第4選択:ブリッジ
健康な両隣の歯を削り、土台の歯として橋を渡す方法です。削った歯は元には戻りませんが、義歯よりは使いやすく噛む能力も大きく回復できます。健康保険が適応になります。
一人一人口腔内の状況は違いますので、個々の状況に合わせ選択をします。
親知らずや埋伏歯のある人は第一選択を「移植」と考えて取り組んでいらっしゃるとのことで、様々な年齢の患者さん、思いがけない場所の埋伏歯の応用など、多彩な臨床例に驚きました。「もしだめになったらインプラントという次の選択肢もありますよ」とお話しして、患者さんの納得の上に治療を開始されるそうです。
また、インプラント周囲炎の治療には金属に影響のない炭酸ガスレーザーが推奨される事が多いのですが、先生は組織のごく表面に作用し熱による為害性のないエルビウムヤグレーザーを用いられているとのことで、こちらも症例写真を交えて、その治療方法の詳細をお教えいただきました。
セミナーの後は、同じ会場の隣の部屋に移動して懇親会をかねて忘年会です。
今年から総務のお手伝いをすることになって、景品やゲームの用意をしてきたのですが、なんとかお役に立つ事ができたようです。終わって、ちょっとほっとしました。
二次会にも参加して、久々のススキノです。こちらでは、手塩郡で開業されている先生とお話をし、土佐選手の北京オリンピックでの敗因に関する考察を伺いました。これは、院長が勉強している事につながることなので、是非、その内容を伝えようと思います。
また、院長の母方の実家のすぐ近く、東京都大田区で開業されている先生ともお話しする事ができました。
勉強に、懇親にと、充実した一日でした。