入れ歯の治療の最近のブログ記事

水柿先生が旭川市林歯科医院に赴任されて3週目に入りました。

先週末から、総義歯の患者さんの症例を担当してもらう事になりました。

100315.jpg写真は、技工作業中の先生です。
模型を咬合器に装着して、入れ歯の製作にも携わってもらう予定です。

林歯科では、義歯の製作は通常専門の技工所に委託していますが、新人は一度は技工所さんと協力して製作段階にも関与してもらうシステムです。院長が昨年取り入れた阿部システムでの義歯作成を深く理解してもらうためです。

今回は特殊な症例のため「リンガライズドオクルージョン」という歯の並べ方を採用します。前々回の受診時に噛み合わせチェックとゴシックアーチという段階を経ています。


今週は、この症例への取組が水柿先生の課題になります。
林歯科では、金属バネが見えない「バルプライト義歯」をお薦めしています。
保険の利かない入れ歯ですが、金属床との組み合わせも可能な弾性のあるやわらかい合成樹脂を使っています。

日本審美歯科学会雑誌「歯科審美」の最新号での調査報告でも、多くの患者さんにご満足いただいているとの結果が掲載されていました。

denture2.jpgdenture1.jpg発表の内容と、林歯科での治療費を含めたご案内をカード型のラミネートにしてチェアサイドに置いています。ご関心のある方は、どうぞ担当スタッフにご相談下さい。

旭川林歯科医院では、現在インプラント診療部門の充実を目指しています。
このブログでも、その取組をご紹介しています→インプラントに関する記事(林歯科ブログ)

このように書いていると、「林歯科では入れ歯には関心がないのでは?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
そんなことはありません。

下の写真は、ある日の入れ歯のケースの治療風景です。

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院長が、入れ歯の噛み合わせをよくするために「リマウント」というステップを行う準備をしているところです。








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この状態で、もう一度咬合器に戻してよりよい噛み合わせを作ります。

院長は、来週末、去年勉強に行った阿部先生のセミナーのアドバンスコースに参加するため、東京に二日間でかける予定です。




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米田先生が、入れ歯の噛み合わせを決めるための治療をしているところです。








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入れ歯を作るには、たくさんのステップがあり、それを一つ一つ丁寧に行っていかなければ、良い入れ歯はできません。

少しずつ、入れ歯の噛み合わせの高さを決めて行きます。






保険診療の入れ歯を作るとき、全く歯のない人に対しても、簡単な型の取り方をして、すぐできてしまうような作り方をする歯科医師もいると聞いた事があります。もちろん、そのやり方でも、いい入れ歯を作れる方がいらっしゃるのは否定しません。

しかし、林歯科医院では、歯科の学問として評価が定まった治療のステップを丁寧に行って入れ歯を作って行くと言う考え方を大切にしています。


歯を失ったときの治療方法には、大きく分けて入れ歯、ブリッジ、インプラントの3つがあります。
これは、その人の歯の状態、希望するゴールによって、どれが最も適した方法かが違ってきます。
林歯科医院は、一人ひとりの希望にあった治療方法を選んでいただけるよう、歯科医師からのご提案とご本人の選択を大切にして、治療方針を決めて行きたいと考えています。

そのためには、私たちの研鑽が必要です。頑張っています!




今日は、カワラダ デンチャーシステム臨床報告会に院長が参加してきました。
会場は、札幌の北海道歯科医師会館。ロビーに熊がいます。

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左の写真が講演中の川原田幸三先生です。

札幌の北山デンタルクリニックの院長先生が企画された報告会だったようで、ブログに記事が掲載されていました。









ブログより、一部引用します。(以下北山院長ブログ「日々のありがとう」より引用)

8月2日に北海道で、カワラダデンチャーシステム臨床報告会をやることになりました。
平成12年の9月に1度、川原田先生にかえで歯科に来ていただき、患者さんを見ていただき、セミナーをしたのがなつかしく思い出されます。
4,5年前に計画し、ようやく実現します。
一般のひと、いわゆる市民のかたも参加できますので、ご興味のあるかたは
ご連絡ください。参加、無料です。

〜中略〜
川原田 幸三先生をご紹介します。
ここ2,3年、世界、日本の歯科医療を見てきました。欠損補綴の第一選択肢はインプラントで、義歯の臨床、研究はもう終わってしまった感があります。それは義歯の機能回復には限界があるからです。
日本の超高齢化社会、日常臨床を見ると、圧倒的に義歯治療が多いと感じるのは私だけでしょうか。
義歯治療にも基本がありました。川原田先生の手法は、治療効果が出やすく、患者さんの満足は絶大です。患者さんのお困りの点を早期に解決できるために、患 者さんから「魔法にかかったみたい」「詐欺師じゃないかしら?」とも言われるこの手法をぜひ一度、聞いてみてください。実は、基本に忠実な治療法でした。 おそらく入れ歯作りが楽しくなると思います。
                         平成12年 KDS25期卒  北山 康則

〜引用終わり〜

川原田先生の入れ歯の制作方法は、細やかなステップを踏んで、パイロットデンチャーと言われる義歯を少しずつ完成義歯に近づけて行く手法のようです。今回は、10:00〜16:00までの報告会とセミナーを合わせ、一般の方や学生さんも対象にしていますので、ほんの触りといったところでした。

院長が読みたいと言う事で、早速、帰宅後、川原田先生の書籍を検索し、学際企画から送ってもらうよう手配しました。

痛い""噛めない""外れる"総義歯救出大作戦
 カワラダ デンチャー システム

臨床質疑応答集


著者
 川原田 幸三(カワラダ歯科・口腔外科)
 山口 久和((有)ケイケイ デンタル サービス)
 川原田 美千代(カワラダ歯科・口腔外科)
B5判・フルカラー・200頁
定価 本体9,500円(税・送料別)





今日も昨日に続いて総義歯の患者さんが来院され、咬み合わせの状態のチェックをしました。

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計測した咬み合わせの高さや、顎の関節との位置関係、顎の動きを再現できる半調節式咬合器という機械に模型をセットする作業は、技工士さんがやってくれます。







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診療が終わって患者さんが帰宅された後も、こうして治療は続いています。写真は、技工士さんが作業をしているところ。研修医の二人に説明しながら行っています。







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こうして咬合器上で機能を再現した模型に、人工の歯を並べて仮の入れ歯を作り、次のステップに進みます。
旭川林歯科がえ〜〜?っと言う
新しい入れ歯の作り方を取り入れ始めてから、半年ほどになりました。
本格スタートからは、まだ2ヶ月ほどです。
手間ひまかけて作った入れ歯は、大変好評をいただいています。

どういうわけか、最近総義歯をつくりたいという新患の患者さんが増えたような気がします。
どなたか、林歯科で入れ歯を新しく作られた方にご推薦いただいているのかもしれないと思うと嬉しい気持ちです。

現在、できるだけ必要な患者さんには詳細なステップを踏んで総義歯を作りたいと思っています。

DSC06737.jpg今日は、研修医の先生たちにもこの方法で入れ歯の咬み合わせをとってもらいました。
昨日の実習で学んだ知識を、次の日の臨床にすぐ生かしてもらえるようにしています。

DSC06740.jpgこちらが上下の入れ歯の高さを確かめたところ。

ここまでは、どこの歯科医院でも行います。








DSC06739.jpg次のステップがゴシックアーチ。


顎の水平面での動きを表しています。

ゴシックアーチをとって、咬み合わせを決めるのをチェックバイトといいます。





facebow.jpgこちらがフェイスボーをつかっているところ。
顎の関節と上顎の位置関係を正確に咬合器上で再現して技工を行うためのステップです。

フェイスボーで確認した位置に、模型を咬合器装着する事を、フェイスボートランスファーと言います。下の写真が、フェイスボーを用いて上顎の模型を咬合器に付けたところです。

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このステップは保険診療では算定項目がありませんが、現在できるだけ多くの方の治療に行うようにしています。


ゴシックアーチ法によるチェックバイトとフェイスボートランスファーの二つのステップを加えた事で今まで以上に、良い総義歯が作れるようになったと思っています。

今回院長が半年かけて学んで来た阿部式デンチャーのシステムは、本来保険外診療を想定しているもので、保険診療で行うのには難しい点もありますが、できるだけ多くの方の入れ歯の治療に応用できるようがんばっています。



今日から、院長が習って来たシステムでの入れ歯作りを金城先生がスタートしました。

治療のプロセスを写真に撮って、プリントして、今日やった内容のメモを残していきます。
メモは、文章やイラストを交えて、使いやすいものを目指したもらっています。
本人の勉強のため、そしてこれから毎年新しくやってくる研修医たちのマニュアルとしての意味もあります。

教える事は、学ぶ事になり、また新たな一歩につながるはずです。

プリントしたシートは、明日医院からアップしたいと思います。


新しい入れ歯にびっくりして『え〜〜??』っと言っていただいてから1週間。

今日は、1週間後の入れ歯の調整の日です。

「今まで使っていた安定剤はいらなくなりました」
「歯茎がひっぱられるような感じがします」

そうです。
新しい入れ歯は、ぴったり歯茎に吸着しているので、粘膜に陰圧がかかっているのです。
その事を、引っ張られるような感じ、とおっしゃったのでしょう。
患者さんはうれしそうですし、院長も喜んでいました。

今日は少し咬み合わせを調整して、新しい入れ歯の装着はおしまいです。
また、何かお困りの事、心配な事があったらいらしていただくようにお話しして終了しました。


入れ歯がかたついてすぐ外れてしまってお困りの方は、どうぞご連絡下さい。

旭川市末広2-11 林歯科医院 受付0166-57-6655
または メールでどうぞ→予約用メール
平成20年の秋から半年間。
院長が苦労して通った入れ歯の講習会
早速、学んだ方法で入れ歯を作っています。

今日もまた、新しい方法で作った入れ歯をセットする方がいました。

これまでも入れ歯を使っていらした方です。
今回は、上の総義歯が入りました。

入れ歯の調整が終わり、着脱の練習をしていただいたところ、

「ん?? あれ?? え〜〜ぇっ???」

と首を傾げていらっしゃいます。
なんと、上の総入れ歯が外れなくなってしまいました。
ぴったりフィットした入れ歯で、今までの取り外しの仕方では、簡単にずれてこなくなっています。

DSC06392.jpg左が今までの入れ歯。右が新しい入れ歯です。だいぶ形が違いますね。
裏から見ると

FD-before-after.jpgもっと形の違いがよくわかります。
歯茎のふちを大きくふくらませて、フィットをよくしています。

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これから1週間、新しい入れ歯を使っていただき、不具合がないか
また見せていただきます。





いよいよ、新しいシステムでの入れ歯が完成しました。

ここまで精密に作ってきた入れ歯が変形しないように、熱可塑性レジン義歯のシステム「アクリジェット」も導入しました。このシステムを導入している歯科技工所を探して、作ってもらいました。

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今までよりも一回り大きな形になるので、患者さんに慣れていただくまで時間がかかるかもしれませんが、下の入れ歯をフィットさせると「ぴったりして浮いてこないね!」と驚いていらっしゃいました。


これまでの材料と違う点がありますので、装着時に注意事項のカードをお渡しする事にして準備しました。
FD-1.jpg


まず、良いところと、

もし他の歯医者さんで修理してもらうときにはアクリジェット義歯であることを伝えていただくように
注意書き。




FD-2.jpg


それから注意事項

市販の洗浄剤の中で
使えるものと
使えないものが
あります!

お困りの際は林歯科までお電話下さい。


来週は、新しい義歯を使っていただいた感想がうかがえると思います。


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