根の治療の最近のブログ記事

今年の研修医2名が受講した辻本先生の根管治療の講習会で勧められた機材があったということで、院長に欲しいものをリストアップして提案してもらう事にしました。
これまで使用していた デンタポート(モリタ)・トライオートZX(モリタ)・X-smart(デンツプライ社)に加えて


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今回導入した機材は、こちらです。

モリタ社の
トライオートミニ。

























早速研修医たちが診療に使い始めています。

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新しい機材や治療方法を積極的に導入する事で、時代の先取りをする歯科治療の提供をこれからもめざしていきます。

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6月14日 木曜日

旭川市駅近くの公共施設でデンツプライ社主催の根管治療に関するイブニングセミナーが開催されました。

10名の定員のところ、林歯科からは
越後谷先生・望月先生に加え、研修医のM先生にも参加してもらいました。

M先生によれば、周囲はベテランの先生方ばかりで、メーカーの方に対して鋭い質問が飛び、場違いではないかと緊張したそうです。

今回のセミナーでは、林歯科では既に導入済みの「プロテーパー」というシステムの講習を受けました。すぐに、自分の臨床に応用可能なシステムですので、勤務医の先生方にとっては実践的なセミナーであったと思います。

また、現在林歯科では院長が行っているオブチュレーションのシステムと、米田副院長が行っているプロテーパーを用いるシステムと、二つの根管治療のシステムがありますが、研修医にはこの二つをマスターしてもらう予定です。その上で、自分の臨床スタイルを築いていってほしいと思っています。


旭川市・林歯科医院は、10年ほど前から定期的な歯のチェックを希望される方のための受け入れ態勢を整えて来ました。極力「担当歯科衛生士制」で、予約は虫歯治療の方と別ブースとする完全予約制で待ち時間を無くし、「痛くない・急がない・傷つけない」をモットーにした歯科衛生士主導の専門家によるクリーニングを行います。

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左の写真は、メンテナンス予約の方に差し上げている確認葉書です。
これは、メンテナンスチーム所属のスタッフのアイディアで作成したものです。
他の郵便物の中で埋もれずに気がついていただけるように、こんな形にしました。こういうことを、自分たちで考えて取り組んでいるところが、林歯科のスタッフのすごいところだと思います。技術や知識の向上だけではなく、どうすればメンテナンスに忘れずにいらしていただけるか、真剣に考えているのがよくわかります。

さて、私たちは、特に30台以上の方の歯周疾患の進行を防ぐためには、定期検診はかかせないと考えています。




入れ歯治療の技術やインプラント治療にも積極的に取り組んではいますが、自分の歯を超えるものはありませんし、インプラント治療の後にもメンテナンスは不可欠です。

10年かけて確立したこのシステムでは、数年通われた方が転勤などで旭川を離れるときには同じようなシステムの歯科医院の紹介を求められる事も多くなっていますし、わざわざ移転先から旭川まで通院される方もいらっしゃいます。

どうでしょう?あなたは定期的に歯のクリーニングをしていますか?
8月5日、診療終了後。

以前、浦田先生が受講してきた顕微鏡根管治療について報告会が行われました。
ポイントは、学んできた事の伝達と、林歯科にどのように導入し、定着させるかです。

狭いスペースに皆で集まって、パワーポイントを使ったプレゼンテーションを聞きます。
なかなかよくまとまった発表でした。

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今回の勉強会とディスカッションの結果、今後の方針として、移転後の診療室では2階の保険外部門に導入する方針を決定しました。
ただ、学ぶだけで満足せず、どのように臨床に取り入れる事ができるかを考えるのが開業医としてのあり方だと思います。
虫歯が大きくなると、俗にいう神経、歯の内部の軟組織=歯髄に細菌感染が起こります。
更に細菌感染が進むと歯の周囲の骨にも感染、炎症が起こります。

根の治療 と患者さんに説明する「根管治療」はこのような状態を治すための治療です。
歯の内部の感染した部分を取り除き、消毒し、密閉して、もう一度咬める様に形態を整えます。

細かい部分の治療で時間もかかり、
骨まで炎症が拡がっていると回数がかかる事もあります。
大変難しい治療です。

最近、この治療に顕微鏡を用いる方法が普及し始めていますが、
大変高価なもので、導入するのに二の足を踏む医院も多いでしょう。
一回の治療のための準備を含めた時間も、これまでより長くなります。
当然、通常の保険診療の中に導入するととても採算性が悪くなります。

実は、林歯科医院にもこの顕微鏡がありますが、毎日の保険ベースの治療に
組み込むにはいたっていません。

→歯科での顕微鏡治療
→ここまで、頑張ろう! 根管治療

しかし、今日、金城先生から「難しいケースではもっと顕微鏡を使う様にしたい」との提案がありました。
早速、機材の準備を確認し、選択されたケースでは顕微鏡を使う予定でシステムの整備に入りました。

全ての方の根の治療に導入するのは難しいかもしれませんが、
より一層レベルの高い治療ができるように研鑽を続け、
システムを作っていきたいと思います。
神経の治療の後、時々聞かれる事があります。
「冠を被せないといけませんか?」

打撲が原因で神経が壊死したけれど虫歯が無かった方や、
本当に小さな入り口の虫歯が神経に達していた時には、
根の治療を行った後を合成樹脂で埋める事もあります。

けれども、少なくとも保険診療の範囲で行うには、
土台をたてて冠を被せた方が安心
です。

林歯科医院ではそのようにご説明しています。

このシートは、神経の処置後、土台を入れたまま冠を被せずにいた方の
歯が破折してしまった状態を記録したものです。
このような事を防ぐためにも、冠を被せた方がいいでしょう。
画像はクリックして拡大でご覧いただけます。

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↑クリック

普通の人には余り分かってもらえないのですが、根管治療、いわゆる神経を取るのは、とても難しい治療です。

DSC05137-2.jpg特に、この写真のように、上の奥歯のほとんど見えないところにある根が、こんなふうに曲がっていると、それは難易度が高い。

時間もかかる。

しかも、日本の保険診療での根管治療の評価は、歯科医師からすると不当に低いんですよ。



でも、だからといって、手を抜いたりしては、だめ。
ここで、試されているのが、医療人としての良心だから。

よそから回ってきた患者さんでも、レントゲンで根の治療の状態を見ると、どのくらい真摯な努力をされたか、またそれが及ばない事もあるのも、よくわかります。根の治療は本当に難しい!

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今回の治療では、最初根管の入り口がどこから始まっているかわからないような虫歯だったのを、院長が見つけて、このように根の先までしっかり薬を詰める事ができました。


治療後のレントゲンは、もちろん患者さんにも確認してもらいます。



根の治療は、すぐには症状が出ないし、
うまく行ったかどうか患者さんにはまずわからないけれど。
うまく行ったと自分が思っていても後から症状が出る事もあるけれど。

それでも、しっかりやったと自信が持てるところまで行い、
うまくいかなかったときには、患者さんにもレントゲンで見てもらってやりなおさせてもらう。

林歯科の根の治療は、そういう方針です。

細部まで拘って診療をするために、必要な拡大鏡、顕微鏡などの装置も用意しています。

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