咬合療法: 2009年11月アーカイブ

これまで、歯ぎしりの防止装置を作っても、本当に歯ぎしりをしなくなったかどうかを測定する事はできませんでした。患者さんの「朝、口を開けやすくなった」「朝起きた時の肩や顎の痛みが無くなった」という症状の変化の聞き取りを基準に効果を確かめてきました。

image261dd.jpg

しかし、今年の夏から、林歯科医院では夜の歯ぎしりを測定する事ができるようになりました。
咀嚼・噛み締めレコーダーを導入したためです。詳しくはこちら→


この装置を夜間装着して眠っていただくと、

睡眠時間中に、

最大咬合力の45%以上の力で
1秒以上歯ぎしりをした回数と
持続時間
寝ている間の歯ぎしりの力

が計測されます。 







DSC08554.jpg

装置のデータを読み込むと、コンピュタの画面に左の様なグラフが表示されます。

真ん中の段が歯ぎしりの様子を現しています。






DSC08553.jpg

一番上の段のグラフは左から
装置A使用・装置B使用・未装着
の状態での歯ぎしりを計測しています。

グラフは
青が1秒以上のはぎしり回数、
赤が持続時間
緑が最大咬合力です。



歯ぎしりの力の%表示は、
起きている時の最大咬合力、意識して咬める最大の力を100%として計測しています。

寝ているときに装置をしていないと、意識して出す力を100%としたとき、205%の力で歯ぎしりしている事がわかります。

今回は、院長が二種類の装置を使用してもらったのですが、装置Bを使用している時が一番歯ぎしりの回数が少なく、力も弱い事がわかりました。
これからしばらくこのBの装置を使用していただく事になります。

もう少し、この測定機器を利用して多くの患者さんのケースを測定し、いずれは発表できるレベルにしたいと思っています。

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