咬合療法の最近のブログ記事

夜寝ているとき、無意識にはぎしりや食いしばりをしているために、朝起きると顎がこわばっていたり、こめかみが痛かったり、頭や首の周りの筋肉がこっていたりする事があります。

無意識にする歯ぎしりや食いしばりの時の力は、起きている時の何倍もの力になっているからです。

林歯科ではそんな症状がある方のために、夜間の状態の検査の方法を用意しています。

一つは、歯ぎしりをしているかを測定する装置「そしゃくかみしめレコーダー」。
もうひとつが、このブラックスチェッカーです。

DSC09055.jpg夜寝る時にこれをして寝ていただくと、ごらんのように食いしばったところがすり切れています。
これで、どこが歯ぎしりの原因になっているかを調べる事ができます。

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さらに、日中に意識して咬んだ時の状態は、上の図のようにオクルーザーと言うME機器で測定します。

林歯科は、このような様々な検査を元に、咬み合わせの調整をし、バランスの良い歯並びで健康維持に貢献できるように日々研鑽を重ねています。

今週末は、院長がシーケンシャル咬合というテーマの勉強のために神奈川県にある神奈川歯科大学にでかけます。講師の矯正歯科学講座・教授の佐藤貞男先生は、このブラックスチェッカーの開発者でもあります。

これから1年間、二ヶ月に一回、二日ずつ、神奈川に通ってこのテーマの勉強をする予定です。

佐藤 貞雄 教授( 神奈川歯科大学成長発達歯科学講座)の講演を院長が受講してきました。
:白水貿易主催 
東京 11月29日(日) 10:00〜17:00 UDXカンファレンスオフィス 定員50名


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日曜日の朝から東京での講演なので、土曜日の夜の診療終了後に旭川空港から飛行機で出かけました。

今、取組んでいる咬合平面の設定方法における矯正歯科で用いる規格レントゲン写真の応用について、示唆が得られたと言って、喜んで帰ってきました。今回の講習会の内容は次の通りです。

動物の体制の中で咀嚼器官は動物の生命維持の上で最も重要な器官として進化してきた。本能・情動行動発言の道具として発達 した咀嚼器官は、脳の発達に伴って直接的な本能・情動行動発言が抑制されるようになり、睡眠時の咀嚼筋活動(ブラキシズム)としてその機能の名残をとどめ るに到った。最近、ブラキシズムがストレス発散のための重要な機能であることが多くの研究によって証明され、それに伴って鹿における咬合の概念は大きく変 わりつつある。
 ストレスは咀嚼筋(ブラキシズム)を誘発してストレスを発散するが、このとき上下の歯の接触様式によって筋活動の大きさが左右される。すなわち、睡眠ブ ラキシズムは基本的には中枢性に誘発される現象であるが、咀嚼筋活動の強さは咬合様式に依存していると考えられる。すなわち、ブラキシズム運動時に臼歯が 接触するタイプの咬合では強大な筋活動が誘発され、結果として歯や歯周組織、顎関節などに破壊的影響を及ぼすことになる。それゆえ、生理的なブラキシズム によって生理的なストレス発散を行い健康的な生活を送る上で正しい咬合が重要となる。
 これまでブラキシズムは多くの歯科疾患に関連する要因と考えられてきた。ブラキシズムが咀嚼器官の重要な機能ということになると、咬合治療の基盤を下顎 のブラキシズム運動におくことが必要であると同時に多くの口腔疾患の予防においても咬合を無視する訳にはいかないことを意味している。本セミナーでは、こ れらの背景から求められる咬合治療のあり方について考察すると共に臨床的な実戦についても解説する。

講演内容:
 1.シークエンシャル咬合の概念と咬合医学
 2.咬合診断と治療計画
 3.咬合の発達と咬合のルール
 4.ブラキシズム審査と診断への応用
 5.シークエンシャル咬合の構築
 6.咬合治療の実践と症例


佐藤先生は、旭川のご出身との事で、時折旭川でも勉強会に招かれていらっしゃるとの事です。「また近いうちに行くから」とおっしゃったので、すかさず名刺をお渡ししてきました。


これまで、歯ぎしりの防止装置を作っても、本当に歯ぎしりをしなくなったかどうかを測定する事はできませんでした。患者さんの「朝、口を開けやすくなった」「朝起きた時の肩や顎の痛みが無くなった」という症状の変化の聞き取りを基準に効果を確かめてきました。

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しかし、今年の夏から、林歯科医院では夜の歯ぎしりを測定する事ができるようになりました。
咀嚼・噛み締めレコーダーを導入したためです。詳しくはこちら→


この装置を夜間装着して眠っていただくと、

睡眠時間中に、

最大咬合力の45%以上の力で
1秒以上歯ぎしりをした回数と
持続時間
寝ている間の歯ぎしりの力

が計測されます。 







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装置のデータを読み込むと、コンピュタの画面に左の様なグラフが表示されます。

真ん中の段が歯ぎしりの様子を現しています。






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一番上の段のグラフは左から
装置A使用・装置B使用・未装着
の状態での歯ぎしりを計測しています。

グラフは
青が1秒以上のはぎしり回数、
赤が持続時間
緑が最大咬合力です。



歯ぎしりの力の%表示は、
起きている時の最大咬合力、意識して咬める最大の力を100%として計測しています。

寝ているときに装置をしていないと、意識して出す力を100%としたとき、205%の力で歯ぎしりしている事がわかります。

今回は、院長が二種類の装置を使用してもらったのですが、装置Bを使用している時が一番歯ぎしりの回数が少なく、力も弱い事がわかりました。
これからしばらくこのBの装置を使用していただく事になります。

もう少し、この測定機器を利用して多くの患者さんのケースを測定し、いずれは発表できるレベルにしたいと思っています。

DSC07503.jpg今日の午後、研修医のH先生が技工室に閉じこもっていたのは









これを作っていたからです。↓
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左右から見ると、こんな感じです。
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これは、顎関節症の方のためのミニスプリントです。
顎が楽な位置になるように、スプリントを調整して来て、その位置の咬み合わせをゴシックアーチとフェイスボーを使って全調節咬合器SILLAに再現しました。

その位置で、上下の歯が噛み合うように固定式のミニスプリントを作り、置き換えるのですが、これは、その準備段階。まずワックスで作って、型をとり、合成樹脂にします。
写真は 咬合平面板診断・設定器具 SHILLA Ⅲで、咬み合わせのチェックをしながら作ったワックスの状態です。

今日の午後から、かなり時間をかけて、まず下の歯の準備をH先生が終えてくれました。
これを合成樹脂にして、後半は上の歯のミニスプリントを同じ手順でK先生に作ってもらう予定です。



林歯科医院では、咬合にトラブルのある方の治療に力をいれています。

今回、夜間の歯ぎしり、くいしばりのある方の治療のために「そしゃく・かみしめレコーダー」という検査機器を導入しました。

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これまで、歯ぎしりをする人の夜間の状態を調べる事はできませんでした。

この診断装置は、咀嚼筋電位を指標として歯ぎしり、噛みしめの発生を検出・記録す る装置として開発されたものです。噛みしめに関係する筋活動の経時的な変化を記録するため、歯ぎしりの回数、噛みしめの強さと継続時間を観察できるという 画期的な製品です。

株式会社・西澤電機計器製作所が開発した商品です。
→ホームページ


今後、歯の噛み合わせの調整を行う前後で、夜間の歯ぎしりにどのような影響が起こっているか、客観的に評価する指標になると思います。

 






林歯科医院では、噛み合わせの調整を主体とする「咬合療法」「バランス矯正」に取組んでいます。今後もより科学的な診断基準を元に診療を行ってまいります。

このごろ、顎の痛い患者さんの来院が増えています。

今日も二人、昨日も二人、顎関節症の患者さんが新患として来院されました。
林歯科が、顎の痛みを解消する治療に力を入れている事が伝わっているようです。

先日は、他の歯科医院からのご紹介で来院された方もいらっしゃいました。

長く悩んでいらした方も多く、ご相談時間が長くかかる事もあります。

林歯科では、院長が専門である矯正歯科の知識も応用し、必要時にはME機器や歯の模型を用いた詳細な診断方法で、顎の動きや歯の当たり方を分析します。
症例検討会で、皆でディスカッションするケースもあります。
これは、夜、診療が終わった後に行っています。

顎の痛みは、今日来て今日すぐ治るものではありませんが、ゆっくり気長に一緒に治して行きましょう。
「精密機器につき取扱注意!」という 仰々しいシールが貼ってある

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大きな段ボール箱が届きました。

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中に入っているものはこんなにたくさん!

全部、大切にパッケージされています。







これを組み立てると

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新しい咬合器です。

これはロッキーマウンテンモリタのSAMという咬合器で、矯正治療の模型診断によく使われるものです。

矯正症例の内、模型診断が必要な場合はこちらを使う予定です。



ロッキーマウンテンモリタホームページ→クリック
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林歯科医院は、一般歯科を主に行う歯科医院で矯正専門医院ではありませんが、院長が大学卒業後北海道大学矯正歯科で研鑽を積んで来た事もあり、矯正患者さんの多い歯科医院です。

「今、どのくらい矯正治療で通院している患者さんがいるか、ちょっと調べてみて」
と、今朝、院長に言われました。
現在、林歯科医院の予約システムはweb上で管理していますので、少し時間をかければ受付のスタッフの手をわずらわせずに調べる事ができます。
そこで、とりあえず、これから1週間の予約数を確認してみました。

090212.png日曜日は院長がお休みするので、6日間の診療日で考えると、ちょうど一日12人の矯正患者さんと2人の咬合治療の患者さんが通院されています。
咬合治療の患者さんは矯正ではなく、顎関節症等のトラブルに咬み合わせの調整で対応している方を集計しています。

ここ数年、院長が咬み合わせの治療について集中的に勉強し、筋電計、顎運動分析装置、咬合圧測定器、重心動揺計といった必要な専門の検査機器も充実させ、これまで以上に専門性の高い診療体制が整って来ました。



安心して、歯並びのトラブルについてご相談できる歯科医院と言えると自負しています。
歯並びが悪い、顎が痛い、口が開けづらいといったお悩みがありましたら、どうぞ院長にご相談下さい。



林歯科医院では、できるだけ「一目で分かる」説明を心がけています。

歯の治療については、どんなに言葉で説明しても分かりにくい部分があります。
そこを、分かりやすい図や写真を準備して、どなたにもすぐわかるようにと考えています。


090123.JPG写真は、咬み合わせの治療をして、下顎を前のほうに出して上の前歯と舌の前歯が上下的にも前後的にもいい位置で咬めるようにしてから、冠を入れた方です。

治療前後の写真を比べると、ずいぶん咬み合わせが変わっています。

もちろん、すぐこのような状態に慣れる事はありません。
様々なステップを経て、顎に負担が無く全ての歯がバランスよく咬める位置を、患者さんと一緒に探していく根気のいる治療です。

院長が取り組んでいるこのような治療ですが、具体的なイメージをつかんでもらうのが難しい事があります。そんなことが続いたとき、スタッフのMさんのアイディアで、本人が作ってくれたのがこの説明シートです。きれいにラミネートして、パンチを開けて、術前術後の比較がすぐわかるものになっています。


こうして、いつも患者さんの事を考え、工夫してくれるスタッフがいる林歯科は幸せな歯科医院だと思います。
筋肉のバランスに着目している林歯科の院長がどうしても欲しかった、これ!


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やってきました。
筋電計です。

買ってしまってから、筋電計をコントロールするのには、手持ちのコンピュータではスペック不足と分かり、新たにDELLのノートパソコンも購入。
シンプルなコンピュタテーブルに設置しました。
下の段に筋電計と付属品を置いています。

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現在、金城先生と研修医のO先生の協力を得て、マニュアル作成に取り組んでいます。

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来年の林歯科医院のテーマは「筋肉」。
がんばります。




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