咬合療法の最近のブログ記事

昨夜も、札幌からの友人一名(スカイプ)も加えて、林歯科の症例分析3症例、札幌の友人の症例1症例、さらに研修医のI先生の資料の分析ともりだくさんなゴールデンウィーク開けでした。

さて。

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上の写真は、キャディアックスという「顎運動解析装置」の検査結果を検討しているところです。

顎を動かす様子を三次元的に記録し、このような顎のアニメーションでモニターで観察する事が出来ます。さらに、このデータを用いて咬合器というものに歯並びの模型をセットする事で、その人個人の顎の動きをあらゆる方向から細部まで見る事が出来るようになります。

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今回、林歯科の症例の中に、「顎が痛い」ということで来院され、
この検査を受けた方がいらしたため、通常の資料に加えこの検査結果の分析も行いました。

しかし、Skypeでこれを伝える事が難しいので、左の写真のように、ノートパソコンを二つ向かい合わせに置いて説明してみました。
なんだか、変なところがアナログです。





Skypeにはずっとお世話になっているのですが、マイクロソフトに買収されるそうで、今後どうなるのかしらとちょっと心配です。
2011年1月。
林歯科医院は、長い間準備を続けて来た新社屋への移転開業を行い、林歯科医院は再スタートを切りました。ゴールではなく、スタートです。

次に目指すのは、より専門性の高い歯科医療を適正な価格で提供する事です。そのためには、毎日の勉強がかかせません。

今日は、院長は、噛み合わせをより科学的に分析し、分析結果を治療に直接結びつけるために、技工士のKさんと寸暇を惜しんでディスカッションをしていました。

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二人が見ているのは、患者さんの噛み合わせを再現する咬合器、顎の動きを計測したデータを読み込んだコンピュータ、そして頭部エックス線規格写真セファログラムです。この3店を用いて、『形態と機能とを調和のとれた状態にするにはどうするか』の分析が行われます。

分析結果を噛み合わせに応用するためには、院長の考えている事を理解し、制作する技工物の上で再現できる技工士がパートナーとして必要です。いつも忙しい毎日の仕事の中で、数分の時間を無駄にせずに本を読み、ディスカッションを重ねて、よりよい歯科医療の提供のために今日も次の一歩を踏み出します。
林歯科医院が、2010年6月顎運動の解析を行う装置として「キャディアックス」を導入してから4か月がすぎました。

現在の活用の状態をご説明しましょう。

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対象としているのは、顎関節症・咬合療法の対象者で、噛み合わせに問題があると考えられる方です。

そのような方の検査項目として
・セファロ(規格レントゲン写真)
・キャディアックス
・SAMの咬合器での模型検討

この検査項目が揃ったところで、症例の検討を行い、仮の歯を作って噛み合わせの調整に進みます。

噛み合わせの調整が終わり、問題が解消された後に、最終的な冠などをセットする事になります。





上の写真は、コンピュータのデータと、専用咬合器SAMにセットした模型とを見比べて
症例の検討・分析を行っている院長です。

今年の初めから通っている神奈川歯科大学のポストグラデュエートコースで学んだ「科学的なデータに基づいた咬合治療」の実現のため、噛み合せに不安があって悩んでいる方のためにがんばっています。

もし、ご心配なことがありましたら、是非、林歯科の院長にご相談ください。
ここ5〜6年ほど、院長の林俊輔は「咬合療法」と呼ばれるカテゴリーの治療の勉強を続けています。

契機となったのは、北九州の筒井先生の講習会を受講した事でした。
現在は、その延長で、神奈川歯科の佐藤教授の講習会に通っています。


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こうして、
蓄積した知識と技術、
導入した様々な計測機器、
臨床体験の積み重ね

で、そろそろ林歯科のスタイルと言えるものが出来上がってきました。
1月の移転に際し、保険外検査に関しては別医療機関に委託する形態をとる事も決定しました。

そこで、治療の進行具合を記録するプロトコールを作成する事にしました。

左の図で分かるように、検査、診断、治療の段階がどこまで進んでいるか、誰が見てもすぐ分かるようにしています。



作ってくれたのは下の写真の、勤務医の浦田先生です。

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浦田先生、ありがとうございました!


旭川市林歯科医院で、2010年6月に顎運動解析装置キャディアックス(ドイツ・ガンマ社製)を導入してから、3ヶ月が過ぎました。

現在は、週に3,4名の患者さんの顎運動の計測を行っています。

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林歯科では、このような新たな機材・新たな治療手法を導入する場合には、一人の担当者を決めて集中的に習熟度を上げてもらう方針をとっています。このような方式で行う事で、飛躍的に個人の技術が向上し、その人が周りの人の教育を行う事で医院全体の技術向上を進める事が可能になりました。

経験量が質を決定するとでもいうのか、担当者の術式の洗練やトラブルシューティングの蓄積が起こり、以前の全員が同じように均一に取り組んでいた時分より導入スピードが上がったように思っています。
6月に林歯科医院にキャディアックス・ダイアグノティックスが導入されて、早くも1ヶ月半が経ちました。

これは次のような測定装置です。(白水貿易ホームページより引用)

ウィーン大学名誉教授のProf. R. Slavicekの理論に基づいて開発された、顎機能咬合診断診療プログラムです。キャディアックス下顎運動測定装置により得られたデータをコンピュータにより解析し、患者さんの持つ個々の骨格形態を分析し、咬合器の設定、最終補綴物を製作するまでのシステムです。

現在、検査の方の料金はいただかず、歯科医師が2名で対応する形で検査を行っています。このため、キャディアックスに関心を持っている北大のW先生がアルバイトに来てくれる日にご予約をいただき、十分な時間を取って検査をしています。

今日もお二人の方のご予約を、午前一人、午後一人という形でおとりしています。

不慣れなためもあり、現在は、1時間半程度はお時間がかかっていますが、これを熟練させて1時間以内にするのが当面の目標です。


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顎関節症の方、矯正治療の方で、顎の運動の解析が必要と思われた方を対象として計測・分析を行っています。
もし、自分の顎の状態の不調で悩まれている方で、一度きちんとした検査を受けたいという方がいらしたら、どうぞ林歯科医院にご相談ください。
この数年間、院長が目指し、勉強を続けているのは、いかにして安定した噛み合わせを実現するかです。

現在の治療方針としては、大幅に噛み合わせが変わる可能性がある治療の際は、頭部レントゲン規格写真を用い、さらに、キャディアックスによる顎の運動の測定、SAMの咬合器の応用を加えて、科学的なデータに基づいて行うことを採用しています。

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写真は、北海道大学の大学院で補綴学の研究をしているW先生が、多数歯の補綴治療のために噛み合わせの確認をしているところです。

細かなステップを積み重ねる繊細な治療方法で、患者さんにも長時間のご協力をいただく事が必要になりますが、これまでにはない安定した噛み合わせを提供できるはずです。
どうぞ、ご理解ください。
昨日に引き続き、今日もキャディアックスの導入準備です。

午前中は、手があいたものが2階に上がって、使用方法のレクチャーを受けました。

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昨日の説明会に参加できなかった院長・金城先生、北大のW先生のために昼休みをつぶして説明会を開いてもらいました。

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昨日は北大からの研修医のH先生、今日は医療大の研修医のE先生に被検者になってもらって、資料をとり、今日の夜の勉強会は、この資料の分析も行います。

早く、資料採得や分析手法に習熟し、患者さんに還元できるようにがんばりたいと思います。

林歯科医院は、「矯正歯科治療」や噛み合わせの調整を行う「咬合療法」に力を入れている歯科医院です。歯並びを整える矯正歯科においても、単なる審美性ではなく、機能する噛み合わせを実現する事を目標と考えています。

そのために、これまでにも、ナソヘキサ・オクルーザー・グラビコーダーなどの測定用の機材の導入を積極的におこなってきました。

さらに、今回、1月から院長が受講している神奈川歯科大学矯正歯科のポストグラデュエートコースで用いられている「キャディアックス」という装置の導入を行う事になりました。

今日は、夕方からの診療を浦田先生に休んでもらい、研修医2名、技工士も参加して、白水貿易社の方に機材の設置と使用方法の説明を受けました。

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ドイツのガンマ社の製品で、説明が全てドイツ語というのが、ちょっとしたハードルになっていることがわかりました。

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左の写真が、計測中の様子です。

本当は、水柿先生と北大からの来てもらっているW先生にも参加してもらう予定でしたが、水柿先生は風邪、W先生は北大での所要のため参加できなくなり残念なことでした。

明日も午前中引き続き導入のための準備を行います。


今年も、旭川市林歯科医院は、旭川歯科学院の衛生士科の生徒さんの臨床実習を受け入れています。

今日実習で気づいたこと、わからなかったことは、翌日までにレポートにまとめて提出することになっているのですが、今日のレポートに興味深いところがあったので残しておこうと思います。
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この実習生は、顎関節症に悩んで何箇所の歯科医院を受診したようですが、どうも思わしくなかった様子です。林歯科の顎関節症治療のシステムの綿密さ、特に噛み合わせを調べるためにシリコン樹脂を利用していることに感動してもらったようです。
また、症状に応じて二種類のマウスピースを使い分けていることにも関心を持ったようです。

顎関節症に悩んでいくつかの診療機関で相談された方でないとわからないことかもしれませんが、林歯科医院では独自の診療システムで顎関節の不調和を詳細に調べた上で治療を開始しています。非常にデリケートで治療が難しい症状だからです。
私たちのシステムであれば、誰でも必ず治すとは申しませんが、今わかる限り、今できる限りの最善を尽くして治療にあたっています。

どうぞ、ご気軽にご相談ください。

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