矯正治療: 2006年5月アーカイブ
さて、「見えないように、歯並びを治したい」という希望に応えるためには、様々な技術と知識が必要です。
まず、歯並びを治すために、一本一本の歯に「ブラケット」「ブリーズ」と呼ばれる装置を付けるのですが、この装置を着ける位置を決定するのが、表側に付けるのと違い非常に難しいのです。
正しい装着位置を決定するためにこのような模型を作ります。

これは、患者さんの歯並びの模型を、一本ずつの歯に分けて分割し、理想的に並べ直した「setup model」と呼ばれるものです。裏側から装置を付けるためには、装着位置をこの模型上で決め、歯に付けるための装置を作っておきます。
付ける歯の本数によりますが、予めそれぞれの歯に合わせて16〜20個のものを作っておいてから、患者さんの来院日に一個ずつセットし、それにワイヤーを入れて行きます。
すると、模型上で決めた理想的な歯並びに、歯が動いて行くのです。
歯並びを治したいと思っている人が、足踏みする理由が、外からはっきり見える「矯正治療器具」でしょう。
20年くらい前から、すでに、歯の裏から治す「舌側矯正」という治療方法が行なわれています。
この治療方法は難しく、歯並びの程度によっては利用できない方もいらっしゃいます。また、治療期間も、表から治す場合より長くなり、調整に来院される場合の調整時間も長くかかります。
このため、料金も高く設定せざるを得ません。
それでも、どうしても見えないように歯並びを治したいと言うご希望にも、林歯科医院はお応えしております。どうぞご気軽にご相談ください。
表からは、何も見えません!
裏側は、この通り。
複雑な装置がセットされて、歯を動かして行きます。
