歯の治療: 2010年6月アーカイブ

院長の今年の臨床レベル向上の目標は「神奈川歯科大学のポストグラデュエイトコースに通い、学んだ事を林歯科医院の臨床に導入する」ことです。

今日は、技工士のSさんに、まず頭部規格レントゲン写真セファログラムのトレースをしてもらい、それに合わせて咬合器に模型をつけてもらいました。

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骨格の状態を咬合器に再現し、それを使って「仮歯」を作ってもらいます。

これは、高度なテクニックで時間もかかりますが、現在は保険診療の一部として行っています。ただし、保険にはこの治療のための算定項目がありません。

レントゲンの料金や咬合器を使用する分析の費用を別途実費でいただくと、残念ながら「混合診療」と見なされます。それでも必要な方のために、この治療は、現状では林歯科医院の持ち出しで無料で行っています。

林歯科医院は、現在、金城先生が結成したインプラントチームのバックアップで、相談ー検査ー術前説明ーインプラント手術ー術後の補綴・メンテナンスの流れが確立しつつあります。

写真は、術前説明に用いる模型と、CT写真です。

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ご自身のCTと模型を見ていただきながら、術前の説明を行い、リスクについてもしっかりお話しします。検査の結果によっては、こちらからインプラントを中止を提案する事になる場合もあります。

説明をよく聞いていただき、疑問にしっかり答えた上で、同意が得られた方にのみ、インプラント手術を行うのが、林歯科医院の方針です。
6月23日 水曜日

チーフから、早番と遅番の勤務時間が重なる交代時間、17:00〜30の30分間を使って、日曜日の研修会の復習の時間を取りたいという申し出がありました。

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写真は、インプラントチームの6名の歯科衛生士が集まって、日曜日学んだ事を確認しているところです。自分たちの考えで、こうして復習の時間を取るようにしているところが素晴らしいと思います。

旭川市・林歯科医院が開業して20年。

こうして、自分たちで考え、研鑽する風土ができた事が、林歯科の財産であり、誇りだと思います。院長も「すごいなぁ」と感心する事しきりでした。
今年、北大から研修に来ているH先生の担当は、米田先生です。

今年は移転もあり、研修を受け入れるのは難しいのではないか、などという意見が去年末に出たとき「研修機関を引き受けているのですから希望者があれば受けましょう。僕が研修医の面倒を見ます」と言ってくれたのが米田先生でした。

『今年の研修医はどうも積極性が足りない、社会人としての自覚が足りないのではないか』と院長が不安に思い、大学に相談した事もありました。20日の日曜日には診療後に担当の先生に直接お目にかかり、今後の指導方針の検討を行いました。

それをフォローし、朝は早く来て自分と一緒に勉強をするように勧め、朝礼で積極的に発言するよう促し、当日の予約を確認して自分が研修したい内容を回りに知らせるように言ってくれているのも米田先生です。

21日、埼玉での講習を終えて戻ってきた米田先生は、早速H先生に、学んできた事を伝え、義歯の技工方法を指導していました。

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写真は、技工室で義歯の技工に取り組むH先生です。

旭川市・林歯科医院では、院長から始まり現在は勤務医全員が「拡大鏡」を使用しています。


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「私は老眼じゃないし、近眼だから(いらない)」と言っていた私も、上の写真の通り、現在は2.5倍拡大鏡は手放せません。院長の愛用品は4.0倍と6.0倍の二つです。歯科用顕微鏡は25倍まで拡大可能です。

下の写真は、現在利用中の拡大鏡と歯科用顕微鏡です。

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拡大すると、その分焦点深度が浅くなる、術野が狭く感じる、周りが見えない、画像酔いする、といった欠点がありますが、それを乗り越えても拡大してみる事でこれまで見ないで済ませていた事に気がつきます。

林歯科医院では、全ての歯科医師がこの視野で診療するスタイルを目指しています。そのぶん診療時間が多少延長する場合もあることをご理解ください。
林歯科医院の常勤スタッフが、6月としてはとんでもなく暑い土曜日、末広地区センターの一室にこもって今年前半の研鑽に関する報告と、後半への目標についてのミーティングを行っているとき、米田先生はただ一人、本州は埼玉県にいました。

今年の前半の米田先生の目標は「真実の咬合平面」です。
これまでに二回の講義と一回の実習を終えて、今回は実習コースの二回目。この一ヶ月ほどの間に、林歯科の患者さんの治療で得た知見や疑問を携えて埼玉へ向かいました。

講師の先生は西村政仁先生
先生の診療室と技工室で講習は行われました。

写真は、講習の様子です。模型をつけているのが「西村政仁式リレーター」。林歯科医院でも、米田先生が最初に講義を受講した際に購入したものです。

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実習も残すところ後一回。
これから、水柿先生とチームを組んで臨床への応用を続けると同時に、学んだ事をまとめて皆に講義をしてもらう予定です。
本人もはりきっていますし、しっかり学んできたもらいたいと思います。
昨日に引き続き、今日もキャディアックスの導入準備です。

午前中は、手があいたものが2階に上がって、使用方法のレクチャーを受けました。

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昨日の説明会に参加できなかった院長・金城先生、北大のW先生のために昼休みをつぶして説明会を開いてもらいました。

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昨日は北大からの研修医のH先生、今日は医療大の研修医のE先生に被検者になってもらって、資料をとり、今日の夜の勉強会は、この資料の分析も行います。

早く、資料採得や分析手法に習熟し、患者さんに還元できるようにがんばりたいと思います。

林歯科医院は、「矯正歯科治療」や噛み合わせの調整を行う「咬合療法」に力を入れている歯科医院です。歯並びを整える矯正歯科においても、単なる審美性ではなく、機能する噛み合わせを実現する事を目標と考えています。

そのために、これまでにも、ナソヘキサ・オクルーザー・グラビコーダーなどの測定用の機材の導入を積極的におこなってきました。

さらに、今回、1月から院長が受講している神奈川歯科大学矯正歯科のポストグラデュエートコースで用いられている「キャディアックス」という装置の導入を行う事になりました。

今日は、夕方からの診療を浦田先生に休んでもらい、研修医2名、技工士も参加して、白水貿易社の方に機材の設置と使用方法の説明を受けました。

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ドイツのガンマ社の製品で、説明が全てドイツ語というのが、ちょっとしたハードルになっていることがわかりました。

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左の写真が、計測中の様子です。

本当は、水柿先生と北大からの来てもらっているW先生にも参加してもらう予定でしたが、水柿先生は風邪、W先生は北大での所要のため参加できなくなり残念なことでした。

明日も午前中引き続き導入のための準備を行います。


不幸にして自分の歯を抜かなければならないということは、誰にも起こりえます。そんなとき、もし、親知らずが埋まったまま残っていたら、「これが使えないかな」と思う方も多いと思います。

しかし、それはそんなに簡単な事ではありません。

まず、矯正の技術が必要です。
それから、埋まった親知らずまでアプローチする必要があります。

今日は、そんな治療を受けた方がいらしたので、ご紹介しましょう。

まず、治療前の写真です。

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上の7番目の奥歯が抜けて時間が経ち、かみ合っていた下の歯がのびてきています。
この歯も周りと同じ高さに揃える予定です。
抜けた歯の奥に、丸くみえる白い固まりが、埋まっている親知らずです。

治療開始時の写真です。

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奥に埋まっている歯のところまで骨を削除してアプローチし、金具をつけています。
この歯を引き出すために矯正用ミニインプラントを埋めて、ここからゴムを使って少しずつひっぱっていきます。

この歯が、どの程度役割を果たしてくれるかは未知数ですが、インプラントだけが欠損時の対応方法でないことをお知らせしたいと思います。
まずは、一度、林歯科の院長にご相談ください。

【写真はクリックして拡大してご覧いただけます】

これは、林歯科医院の技工部が作ってくれた模型です。




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院長が、抜歯時にすぐインプラントを埋める予定の患者さんの模型をもとにシミュレーションをしたいと言ったところ、技工士がCTで歯のサイズを計測して、抜歯する歯を模型上で削除し、合成樹脂の歯の模型を作り、このようにして院長に戻してくれました。


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抜歯予定の歯を手で抜いて、抜いた後の状態をシミュレーションできます。

頼んだ以上の仕事をしてもらえて、院長も大満足でした。

できるだけ、よい治療を提供できるように、インプラント術前のシミュレーションは十分行うようにしていますが、こうして支えてくれるスタッフがいる事が、それを可能にしていると思います。
5月23日、旭川市内でデンツプライ三金主催のインプラントに関する講習会が開催されました。

林歯科医院では、昨年から勤務医の先生方にインプラントの勉強をしてもらっていますが、今回、旭川での主催という事で、浦田先生と水柿先生に参加してもらいました。
講師は、歯科医師会で院長が親しくしていただいている鈴木孝一先生です。

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写真は鈴木先生にディプロマをいただいた二人です。


このように、皆で講習会を受講しているとお話しすると、林歯科がインプラント主体の医院であると思われるかもしれませんが、私たちは、あくまで
『インプラントは歯を失った方の一つの選択』
と言う考え方です。

歯を抜いたときには、だいたい、入れ歯、ブリッジ、インプラントという三つの選択肢があります。
これに加えて、林歯科医院では、歯を抜いた場所を矯正治療で埋めてしまう方法「MTM:minor tooth movement」という方法をお勧めする場合もあります。これは、院長が研鑽してきた矯正歯科の治療技術があればこそです。

 どれがその方に一番適した方法だろうか。
 どんな治療を希望していらっしゃるだろうか。

林歯科医院では、ご本人とよく話し合って、ご希望にあった最良の治療方法を選択する手助けをしたいと考えています。事実、他の歯科医院でインプラントを勧められたが悩んでいるという方のご相談に乗る事もありますし、インプラントを希望された方に「お勧めできないから」とお断りする事もあります。

ただ、治療をする以上は、最良の治療ができるよう、研鑽は積み重ねていかなければならないという考え方です。


土曜日。

金曜日、北海道大学の大学院博士課程で勉強中のW先生は、アルバイトに来て、そのまま夜の勉強会に参加して、土曜日の朝から、水柿先生と二人でこの複雑な形にワイヤーを曲げるトレーニングを開始しました。

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これは、Multiloop Edgewise Archwireという矯正用のワイヤーベンディングの方法です。

一つ一つの位置に合わせて、このループをチェアサイドで調整していきますので、かなりトレーニングが必要な治療方法です。Multiloop Edgewise Archwireを略してMEAW、ミャウと呼びます。個々の歯の位置をコントロール可能な優れた治療方法ですが、難易度の高いものでもあります。

この治療方法を研究している日本MEAW研究会の会長を以前されていたのが、現在院長が講習会で学んでいる神奈川歯科大学教授の佐藤貞男先生です。今回の講習内容を実現するためにも必要な治療方法です。


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歯につけた状態は、左の写真のようになりますので、患者さんにも負担があり、清掃も難しいのですが、治療効果は高くなります。






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林歯科の勤務医の先生には、全員このトレーニングを行ってもらい、矯正治療を担当してもらえるようにします。

現在、林歯科医院では、これまでの本格的なホワイトニングシステムに加えて、
ホワイトニング体験コース、「プチホワイトニング」を導入予定です。

院内で短時間の処置でホワイトニングを行い、その場ですぐ白くなりますが、
残念ながら、本格的なホワイトニングに比べて後戻りが早いと言う短所があります。

ホワイトニングチームのチーフのTさんを始め、スタッフがトレーニングと
モニタリングを行い、間もなく臨床への応用を開始します。
当初は、

無料モニターを募集します

このシステムの導入に際して、ホワイトニングの効果を客観的に評価するための
測定機器、松風シェードアップナビを購入して準備を整えています。


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SHOFO SHADE UP Navi


ご自身の歯の色が少し黄色いかもしれないとお悩みの方、
測定は無料ですから、どうぞ御気軽に担当スタッフ、受付にご相談下さい。




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