矯正・今日の一つだけの最近のブログ記事

火曜日はいつもの勉強会。水野先生が所用で不参加のため、7名参加です。

勉強会の最初に行う事にした「今日の一つだけ」、今週はTooth Size Ratioです。
上顎は上顎、下顎は下顎で結構きれいに並んでいるのに、何故か上下のバランスがとれないことがありますが、そんな時、歯のサイズが上下でアンバランスがあることがあります。

そこで、矯正治療のスタート時に歯の大きさをチェックするのがTooth Size Ratioの分析です。

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上下のバランスは、下の前歯が上の77%くらいが普通!となっています。

今回の資料は、北海道大学矯正歯科学講座からの研修医、S先生が作成してくれました。
きれいな資料ですね。この他に、実際の症例分析のデータも画像で添えてくれて、完璧!
お疲れさまです。

来週からはしばらく分析表の詳細をチェックして行く予定です。
McNamara lineは頭部規格レントゲン写真セファログラムの分析の際に用いる線です。

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NasionからFHへの垂線をいい、このlineを用いて上顎骨のA点および下顎骨のPogonionの位置を知り、上下顎骨の前後的関係を診断します。 
9歳の時点での正常値はA点がMcNamara lineから1ミリ程度前方、Pogonionが6ミリ程度後方になります。

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上顎の位置を示すA点は9歳から殆ど変化しませんが、下顎の位置を示すPogonionは年齢とともに前方に成長し、男性では18歳、女性で1は5歳までこれが続きます。

林歯科では他の分析手法と合わせて、骨格のバランスを見るときに用いています。
もう長く矯正治療の勉強会を続けていますが、症例分析が中心なので、系統だった知識の定着が行われない傾向があります。

そこで、今年からは、毎回「一つだけ」絶対覚えてねという知識を伝えて行こうと思っています。


資料は、Blogにも残して、新しく参加する人が予め見る事が出来るようにしようと思います。

というわけで、今日の勉強会で伝える「一つだけ」のために本を読んでいる院長です。



この本は、昔から愛読してぼろぼろになっていた「バイオプログレッシブの臨床」(ロッキーマウンテン社)なのですが、どういうわけか移転のときのどさくさでどこかに行ってしまいました。そこで、新しく買い直したので今はピカピカです。

24年前の本なので、もう古典ですね。

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