
今日は、夕方からビスホスホネート剤(Bisphosphonates)と顎骨壊死に関する講習会に出かけてきました。

講師は、私と院長の大学時代の同級生、小林隆先生。
現在は北見北星脳神経外科病院 口腔外科で、口腔外科部長として勤務されています。

講習会には、同じく同級生のあいファミリー歯科水野先生も参加。
このあと札幌に向かい、朝8時からインプラントの講習会に参加とか。相変わらずアクティブで勉強熱心です。
現在、ビスホスホネートの副作用として歯科処置の際に顎骨壊死が起こる可能性があることが知られて来ています。
これまで顎骨壊死は、重金属・リン・放射線への曝露、凝血障害、循環器系障害、慢性的な免疫抑制状態の患者などで報告例があり、近年は主に放射線骨壊死と して報告されてきた。しかし最近になって、米国口腔外科学会などで、BP系薬剤投与との関連が疑われる症例が散見されるようになっている。
現時点で、BP系薬剤による顎骨壊死については、発症機序、予防法、対処法などは明らかになっていない。今のところ癌患者に投与された注射剤で多く報告さ
れ、報告症例から顎骨壊死・顎骨骨髄炎のリスク因子として、悪性腫瘍、化学療法、コルチコステロイド治療、放射線療法、口腔の不衛生、侵襲的歯科処置(抜
歯、インプラントなど)が考えられている。
今後、骨粗鬆症や癌の治療でBP系薬剤を処方する場合には、歯科処置の有無を確認し、必要に応じて歯科医・歯科口腔外科医と連携をとるとともに、投与する患者には口腔内を清潔に保つように指導する必要があるだろう。

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