さて、年末の診療が終了し、大掃除も目処がついて「伝説の入れ歯」などというエントリーを書いたのがいけなかったのかもしれません。噂をすれば陰と申します。
大掃除終了間際に、『最後に皆でお茶を飲むときのお茶菓子に』と年末で混み合うあちこちの店を飛び回ってようやく調達してきたケーキの箱を片手に院長が戻ってきた直後、林歯科医院の待合室に一人の男の人が入ってきました。
既に、汚れていいように?私服に着替えてエプロンをつけて飛び回るスタッフの姿にちょっと引いた様子で受付にやってきたその人は、「あの、その角を曲がったところで突然虫歯に襲われて…」じゃなかった、「急に虫歯が痛くなってしまったのですが、診てもらえないでしょうか?」とおっしゃいました。
大掃除開始から既に4時間。5日間使用しない機材は、全て清掃して片付けてしまい、スタッフも院長も私服に着替えて、ユニフォームは間もなく到着するクリーニング屋さんに備えてランドリーバックに放り込んだところ。受付のコンピューターも電源を切ってある。
皆の顔に当惑と緊張の色が一瞬浮かぶ中、院長は「いいですよ、応急処置になるかもしれませんが」と一言。急いでクリーニング済みのユニフォームを取り出して、着替えるもの。必要な機材を準備に走るもの。治療が開始してから、保険証をお預かりしていない事に気づく受付スタッフ。
20分後、受付が痛み止めのお薬を用意し会計の準備をすませたころ、バックヤードでは大掃除終了宣言を出し、2005年の林歯科医院の仕事納めといたしました。

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