林歯科医院では、ホームページ上から直接メール予約が取れるようなシステムはとっていません。予約希望のフォームメールで希望の日時を第3希望までご連絡いただき、その中から予約の空いている時間でお取りして、お返事を差し上げています。
使う立場としては、ホテルや飛行機の予約のような感覚で直接歯科医院の予約が取れると便利だろうとは思うのですが、歯科医院の予約は席を取ればよいという訳でありません。できるだけ直接お話ししてご予約いただくようにしています。
どこが違うかと言うと、処置内容によっては他の方と同時にご予約いただく事が難しい場合があるからです。これは、熟練した受付担当者のバランス感覚で采配されていますので、治療を受ける方ご本人のご都合だけでは決められません。
特に難しい治療内容の方がご自身で予約変更をされた場合に、同じような処置の方と重なってしまうと大変な事になってしまうでしょう。最近よく、ネットで簡単に予約変更などというソフトやシステムが売り出されているのですが、そのへんはどうなっているのだろうかと疑問に思います。
林歯科医院の受付は、保険診療の点数を計算し、その方の保険の種類に合わせた金額を会計し、次回の治療内容に合わせた間隔でご予約をお取りしています。また、同じ時間にご予約いただく方同士の処置内容を検討して組み合わせを決めています。
この『予約を取る』という業務は傍目に見るほど簡単な事ではありません。受付に新人が入って診療室の混乱を招くのは、この予約のバランスミスです。熟練者と新人の差が一番出るところです。誰もが一度はやってしまう失敗が、電話での予約変更で難しい治療内容の患者さんの予約を混んでいる時間帯にいれてしまう事です。受付で直接予約を取るときには落ち着いて予約簿を見る事ができるのに、電話だとあせってしまうのか、空いている場所を見つけると周囲の予約内容を確認せずにアポイントしてしまうようです。
コンピューターやインターネットは情報の管理検索に大変便利な道具ではありますが、私の感覚ではまだまだ人間のやる曖昧な行動を完全には超える事ができないものという認識です。

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