口の中の怪我

今日の最後の患者さんは急患の3歳の女の子。昨日の夜歯ブラシをしていて口の中をけがしたという事でした。お口の中を拝見すると、上あごのかなり奥の方、喉に近いところに赤い内出血の跡があります。胸の奥がひやりと冷たくなるような気持ちがしました。

上あごの骨は一番奥の歯の少し後ろでなくなり、後は喉につながる軟口蓋と言う柔らかい軟組織の部分になります。実はこの上には鼻腔の軟組織があり、次に脳の下にある骨があります。何年か前に、綿菓子をくわえたまま転んだ子供が、割り箸で脳を傷つけて亡くなったのはこのような構造のためです。

上あごの奥には軟組織、そのすぐ上には薄い骨があって脳があります。物をくわえたまま歩き回ったり、ジャンプしたりする事がどんなに危ない事であるかを多くの人に知っていてもらいたいと改めて強く思いました。

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このページは、はやしが2005年7月28日 19:34に書いたブログ記事です。

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