地震の後で

23日の土曜日の午後、その時、私は銀座のホテルモントレ・銀座にいました。いきなりのどーんと突き飛ばされるような感じから、耐震構造のためかいつまでもゆらゆらと揺れている状態が続き、乗り物酔いのような酩酊感を感じました。

部屋にいるのがいいのか、急いで逃げた方がいいのか、ただうろたえるばかりでした。

揺れが止まった後、所用のためもあって外に出ようとすると、エレベーターが止まっていました。どうすればいいのでしょう?もちろん非常階段を下りるしかありませんでした。建物の外の非常階段を下りて行くのは、高所恐怖症の私には身のすくむような事でした。

暗くなって、部屋に戻ってみると、まだエレベーターは動いていませんでした。また、非常階段??もちろんです。ところが、今度は、一階からホテルのスタッフのお嬢さんが一緒に上がってくださるのです。懐中電灯を持って、自分が前に立ち、後ろを歩く私の足下を照らしてくださいました。そして、「もう半分来ましたよ」「疲れたら休みましょう」「後、2階です」と励ましの声をかけてもらって、やっと部屋のあるフロアに。ほっと一息。
けれども、お嬢さんは、また一階まで歩いておりていらっしゃるのです。

これは、このような事をいつも想定してトレーニングされているのでしょうか?地震に遭ったのはショックでしたが、何かとても貴重な体験をしてきたと思います。

うちのスタッフの皆も、このような相手の記憶に残るような対応ができるプロフェッショナルになってくれると思います。

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このページは、はやしが2005年7月25日 22:42に書いたブログ記事です。

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