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2005年02月28日

『岩渕龍正の毎日が歯科医院経営コンサルティング!』

本を読む:歯科医院地域一番実践プロジェクト』で書いた岩渕龍正さんのホームページがブログを開設したとのことで早速見に行く。

本を読んだときも思ったのだが、本当にパワフルな人で驚く。9日間連続でコンサルティングのための出張生活を続けながら、ホテルの部屋からインターネットにつないで開設したばかりのブログの更新を続けておられる。ブログの中で紹介されていた「成功の9ステップ」が面白そうだったので、すぐアマゾンで購入して到着待ちである。

アバホテルや、ほかのビジネスホテル、日航ホテルの話なども興味深い。私と院長も、どこへ行っても今のサービスはなぜ気持ちが良かったのか、逆にどうして嫌だったのか、分析する癖がついている。時々は贅沢をしてよいホテルやレストランで質の高いサービスを受けることも、医療関係者には必要ではないかと思っている。

取り入れられるものは林歯科医院でも取り入れたいと思ってしまい、どんな優雅なサービスをしてもらっても、何をしてもらったらうれしいのかを分析しているというのは少し寂しい気もするが。

『ちなみに、歯科医院の場合、ブログを見る人の60%〜70%は業界関係者だと私は思っています。』というのも、多分あたっている。自分自身、よその歯科医院のブログを読むのは楽しいし、大変勉強になる。このブログも一部は患者さんに向けて、一部はリクルート活動の一環として書いているという気持ちも最近はある。
何をしているどんな特徴のある歯科医院かを解ってもらうのには、大変便利な方法ではないだろうか。おまけに自分の備忘録にもなってくれて大助かりである。

おしゃぶり1歳過ぎたら注意

★topics おしゃぶり1歳過ぎたら注意…歯並び、発語に影響 読売新聞

小児科と小児歯科の保健検討委員会」(代表=前川喜平・東京慈恵医大名誉教授)は
『歯並びなどに影響を与える恐れがあるとして、常用しない方がいいとする見解を公表した。』とのこと

以下、記事より引用
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常用している子どもは、使用しない子どもに比べ、前歯の上と下が開いてしまう「開咬(かいこう)」が現れる率が高い。乳歯が生えそろう2歳半以降も使用すると、かみ合わせの問題も残るという。

 また、親が泣きやませる手段として習慣的に使っている状況があるため、「子どもがなぜ泣いているか親が考えなくなる」「子どもの発語の機会が減る」など、親子の大切なコミュニケーションを阻害しかねないと指摘する。

 このため
〈1〉言葉を覚える1歳を過ぎたら常用しないようにする
〈2〉遅くとも2歳半までに使用を中止する
〈3〉おしゃぶりを使用している間も、声をかけたり一緒に遊んだりして子どもとふれあう
〈4〉4歳以降もおしゃぶりが取れない場合は、情緒的な面を考慮して小児科医に相談する
——との見解をまとめた。
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同委員会は、『子どもの歯の問題について、小児科医と小児歯科医の見解の相違があり小児保健の現場で混乱が生じて』いるため、『日本小児保健協会、日本小児科学会、日本小児科医会と日本小児歯科学会が子どもの歯の問題について現在における考え方と勧告を纏めて』きたもののようである。

今までにも『イオン飲料と虫歯』『母乳と虫歯』についての報告をまとめてきている。

『おしゃぶりについての考え方』は小児歯科医にとってはさほど目新しい見解ではないのだが、現在よくいわれている『おしゃぶりは鼻呼吸を促進する、舌やあごの発育を助ける』という情報、子供を静かにさせる便利さ、おしゃれな外観などのためか、いつの間にか以前より使用者が増えた気がしていたおしゃぶりについての統一見解ということで、保護者におしゃぶりの功罪について説明するときに役に立つのではないだろうか。

ゆびしゃぶりにせよ、おしゃぶりにせよ、自然に2〜3歳でとれてしまえば、歯並びも少しずつ戻っていくのだが、がんこな癖が残ってしまうと永久歯が生えてきたときも前歯の噛み合ない『開咬』(かいこう)が残ってしまうことがある。このとき、下唇をかむ癖や前歯を舌で押す癖がついていると、歯並びの矯正治療は容易ではなく後戻りもしやすい。矯正治療と平行して、正しい口腔周囲の筋肉の使い方のトレーニング=MFT(Myofunctional Therapy)を行う場合もある。

人間の行動は様々な文化的な修飾が加わっていて、何が自然な姿なのかよくわからないと思うことがあるのだが、少なくとも猿はおしゃぶりを使わなくても鼻呼吸ができるようになっているようである。おしゃぶりにも良い点はあるのだが、欠点についても知識を持って利用していただきたいものだと改めて思った。

2005年02月27日

札幌での集まり

土曜日の夜、札幌へ院長が出かけてきた。
同時期に北海道大学歯学部歯科矯正学講座に籍を置いた友人たちとの集まりで簡単な勉強会も兼ね、食事をともにする。名前は、少し大げさなと思わないでもないが、「オルソアカデミー」。

今回の幹事は、アントン矯正歯科の土佐先生。私と院長の大学の同期生である。到着してから解ったらしいのだが、今回は当時の教授、私たちのお仲人をお願いした中村先生ご夫妻もご参加だったとのこと。事前に知らせてくれていたら参加したかったと思う方も多いのではないだろうか。院長は、中村先生にお会いすると、自分は中村門下生でよかったなあと思うらしい。
大分以前になるが、二人でご自宅にお邪魔した際、先生は「自分は教室員を小さな中村には育てない」ということをおっしゃっておられた。当時の北大矯正歯科はのびのびした開放的な講座で、工学部の先生方との共同研究にも参加でき充実した大学院生活であったとよく振り返っている。

二次会にも参加し、駅前のビジネスホテルに宿泊して8時のJRに乗って旭川に戻り、10:00から診療開始。日曜診療は矯正の患者さんが多く、また日曜でないと通院できない方も多いので休むわけにはいかない。忙しく疲れるけれど、楽しい遠出だったようである。

2005年02月26日

ミーティング(2月)

2/25(金)は診療終了を待ち9時からミーティング。

訪問診療は健康保険と介護保険を並列して利用する場合があるのだが、利用する方になかなか説明を理解してもらえないとの意見がスタッフからでてきた。今回は、その説明文書の作成や説明方法などについて話し合う。同じことを行っても介護保険の対象でない方は健康保険の利用になるので、行う私たちにもわかりにくいシステムである。

4月からは、今まで一部負担金のかからなかった障害保険の被保険者の方も、負担金のかかる場合が出てくる。これまで継続的に口腔ケアを利用されていた方から、負担が重くなるので中止したいとの申し入れもあるようである。かといって、一部負担金をいただかずに診療を行うことは法律違反になるのでいたしがたい。
国の社会保険制度自体に余剰のお金がなくなっている以上、受益者負担への流れは仕方がないことかもしれないが、割り切れない気持ちは残る。

しかし、一方で健康食品や体に良いとされる様々なサプリメントなどに使われるお金は、決して少なくはないようである。結局、最終的にはその人の健康感、経済感覚の問題であり、私たちとしては、口腔をより健康な状態に保つことが全身の健康にも貢献すると言う事を理解しそれを望む方のお手伝いをする事しかできないのであろう。

2005年02月23日

取材!?

一昨日、旭川歯科学院の先生から「卒業生として高校生向けのパンフレットに一言いただきたい」との依頼を受け、当院の歯科衛生士の舟生が取材?を受けることになりました。朝から皆でからかいつつ激励し、昼休みにいらしてくださった歯科学院の副校長先生に写真を撮っていただきました。100文字程度のメッセージをということで、原稿用紙をお預かりしました。パンフレットの完成が楽しみです。

歯科学院は、 社団法人旭川歯科医師会会立。北海道で2番目、昭和39年に設立された歴史ある学校です。まもなく新しい校舎もし、3年制への移行準備も終了しているようです。今週初めから現1年生の見学実習4日間が行われ、夏には2年生の臨床実習も行われます。歯科衛生士の仕事には様々な可能性があると思います。
熱意のある若い人が歯科学院を進路として選ぶお役に立てたらうれしいです。

2005年02月22日

講習会ハイ?

土曜日、私は札幌で勉強し、土・日続けて院長は東京で勉強してきた。
日曜深夜、院長を旭川駅まで車で迎えに行って家へ帰る。

お互い、学んできたことを話したくて仕方がない。
車の中で20分くらい、家に帰ってもまだ話し続けるけど、自分の話を聞いてほしい。
大人なんだから、相手の話も聞かなくてはね。でも話は尽きない。
疲れて眠いが眠れない。
これって講習会ハイ?

包括歯科医療 講習会 第8期4回目(3)

さて、いよいよ講習会である。

まずは前回の復習で、歯周外科の正ロール法、両側ロール法、逆ロール法。
次は宿題の模型提出であった。筒井先生の講評は厳しく、ちょっと自信を失う。
続けてその模型を使ったHIT印象法の実習に移る。無圧力で正しい印象をとるのだが、今までにやったことのない方法でとまどう。印象前の準備も大変だが一回失敗するとそこまで。トレーも使い捨てである。

二日間のハードな実習を終え、旭川に戻ってくるとくたくただった。
講評に従って、再度形成の印象の宿題が出た。「がんばります。」

[参加者:院長]

2005年02月21日

北日本レーザー歯学研究会2月例会

19日土曜日、4時に北大構内を後にしたときはいい天気だったが、夜7:00レーザー歯学研究会の例会時には吹雪となっていた。車で来なくて良かったと思うと同時に、日曜日院長は東京から帰ってこられるだろうかと不安になる。

今回の例会は、会員発表と松本で開業されている神谷先生の特別講演であった。一昨年秋、上川の定岡先生にご紹介頂いてからできる限り例会に参加させていただいているが、会員の先生方に教わることは多い。勉強が足りずお返しできるものがなく恥ずかしい限りである。

会員発表では、Nd-YAGレーザーとCO2レーザーを用いた歯肉のメラニン除去に付いて、その差を含めての発表であった。特別講演は、咬合治療、半導体レーザー、舌小帯切除と授乳の関係、その他溢れるほどの情報量であったが、非常に良く切れ疼痛の少ない半導体レーザーでの小帯切除術は、小児歯科医として大変興味深かった。

包括歯科医療 講習会 第8期4回目(2):出会い

土曜日、東京の宿につくと夜の11:00を過ぎていた。旭川からの最終便には他に3人の歯科医師が搭乗しており、皆、日々研修を続けていることを改めて感じる。
無名塾
でご一緒の鈴木先生、同窓の増木先生とお話でもしようと店を探すがどこも満員である。明日早朝京都に向かうと言う鈴木先生とはそこで分かれ、たまたま隣のホテルをとっていた増木先生とロイヤルホストへ。話が盛り上がり、気がついたら朝の3時。迷惑な客だったかも知れない。

少し眠ったと思ったところで、携帯電話の呼び出し音で目が覚める。朝7時。非通知。出るかどうか悩んで結局出てみると、なんとずっと音信普通になっていた高校時代からの友人である。先日この包括歯科医療の講習会で高校の同期である里見先生と偶然で会い、懐かしく思い東京で会えないかと職場宛に手紙を出していたのである。忙しくて会えないとのことだったが話ができてうれしかった。再会を約して電話を切る。

講習会でも回を重ねる毎に、受講者同士打ち解けていろいろ話ができるようになってきた。北海道からの参加者も6名いるとわかった。こうして様々な人と出会い歯科医療に付いて様々な意見を聞くことができるのも講習会の喜びである。

[参加者:院長]

2005年02月20日

日々是勉強:北大歯学部同窓会セミナー「アブフラクション」

2/19土曜日は、北日本レーザー歯学研究会の例会日であったが、数日前に北海道大学歯学部同窓会札幌支部よりメールにて、同じ日の午後セミナーがあるとの連絡が入り、他の支部のものも受講できることが確認できたため、こちらにも参加した。

同窓会の支部セミナーでは、
黒江 敏史先生(北海道大学大学院歯学研究科口腔健康科学講座高齢者歯科学分野助手)
演題:「アブフラクションの科学と臨床 -アブフラクションはどこまでわかっているのか?-」
をうかがう。

若かりし頃、極端に強い横磨きによる磨耗によって生じると教わった、「虫歯ではない歯の欠損」。当時はその形態から、楔状欠損=WSD(wedge shaped defect)と教わり、今でも保険治療の用語として使っている。ところが現在は、磨耗、酸蝕、さらに「咬合時の応力によって歯がひずんで起こるもの」もあるということがあちこちで言われている。この応力によっておこるアブフラクションのメカニズム、治療方法などについて2時間に渡り講義を受けた。

今となっては大昔の学生時代に学んだことは、とても大切な財産である。ところがのんびりしていると、その知識はすぐ時代遅れになって行く。友人と話をし、本を読み、講演を聞き、いつもアンテナをたてていなければならない。

こうして、田舎ではあるが出身大学の比較的近くに開業しているために、こうして恩恵を被ることができる。大変ありがたいことと感謝している。

2005年02月18日

包括歯科医療 講習会 第8期4回目(1)

包括歯科医療の講習会も後半に入りあと2回。終わったらきっと寂しい気持ちがするだろうと思う。

朝から、必要な器材をパッケージし、夕方の診療を早めに上がることを朝礼で皆に伝える。宿泊先と日程を再チェックしていたら、来月は土日でなく日月であることに気付く。慌てて来月の予約についての指示を受付に出す。危ないところだった。

今回の5回連続の講習会の日程が出たところでいつも旅行の手配を頼むパワーズ旅行センターの担当小畑さんにファックスして、講習会場に近くて交通の便がよくできれば安いホテルとチケットの手配をとお願いしてあった。小畑さんは来月も予定に合わせて手配をしてくれていた。一安心。

小畑さんには、このような出張の手配、慰安旅行、忘年会とあらゆることをおねがいしているが、いつも決め細やかな対処をしてくれる。前回の慰安旅行も、出発前に現地での注意事項などをスタッフを集めて一時間ほどレクチャーしてくれ、帰ってきてからはスタッフが自分で手配していたオプショナルのダイビングスクールとのトラブルにも「スクールではなく直接PADIに連絡した方がいい」と相談に乗ってくれた。羽田行きの飛行機が遅れて成田での乗り継ぎ時間が苦しくなったときの手配もすぐしてくれた。

おかげで、いつも、林歯科のイベントはスムーズに進行している。小畑さんありがとう。

[参加者:院長]

2005年02月17日

「虫歯を白い歯に修復 エナメル質の成分噴射」

いつものように診療が終わって、RSSリーダーでブログを巡回していると、
堀歯科医院 副院長のつれづれ日記: むし歯に歯の成分を詰められるように
のエントリーに出会った。

なになに、虫歯に歯の成分を詰めらると?そうしたら、今まで悩みの種だった歯と様々な材料の物理的性質の違いによるトラブルが解消されるのでは。急いであちこち調べ回る。
Yahoo!ニュース「虫歯を白い歯に修復 エナメル質の成分噴射」に詳しい情報とリンクが載っていた。

東北大大学院工学研究科と歯学研究科の共同研究で、『歯の主成分ハイドロキシアパタイト(HA)の微粒子を歯表面に高速で噴射し、室温、大気圧環境下でHAの膜を歯表面に生成することに成功した。』(河内新報記事より引用)とのこと。

まだ臨床に応用されるのは先のことかもしれないが、再生医療といい、生体材料といい、まだまだ歯科には進歩の余地がある。私が臨床の現場にある間に診療室で出会うことができることを期待している。

関連リンク:

河内新報「虫歯も元通り 歯の成分吹き付け再生 東北大で実験成功」
東北大学大学院 厨川 研究室

本を読む:歯科医院地域一番実践プロジェクト

歯科医院地域一番実践プロジェクト〜あなたの歯科医院を成功に導く物語〜
うわっ、なんという「ベタ」なタイトルでしょう。むきだしです。

ところがこれが大変面白い。とはいっても、歯科医師以外の方にはあまり面白くないかもしれません。物語形式で歯科医院が生まれ変わる話です。一回読んだだけでは内容を咀嚼できない充実度です。医局において少しずつ読んでいると、他の先生方もちょこちょこ開いてみて、みんな「読み終わったら貸して下さいね」と言ってくるではありませんか。

せっかくだから、あと3冊買い足してプレゼントすることにしました。そのかわり、というとなんですが、後で感想と何か提案を出してもらう予定です。


岩渕 龍正 著
B6判 約370ページ
定価:¥4,515(税込)
出版社:デンタルダイヤモンド社

2005年02月16日

いただいてうれしいもの、困るもの

朝起きるなり、コメントスパムである。行儀良く順序良く、最初のエントリーから続けて3個どこかでみたようなオンラインポーカーのコメントが付いているのでさくさくと削除し、しばらくコメントの制限をする。

さて、一昨日はバレンタインデーであった。
歯科医院のブログを拝見すると、患者様にチョコレートを差し上げているとの話もあり、興味深かった。
あちこちのブログを巡回した中で一番面白かったのは、[R30]:2005年の衝撃トレンド・属性のコモデティ化(その2)である。美人のコモデティ化についてぜひご一読頂きたい。もしかして、矯正歯科・審美歯科もこの「コモデティ化」とやらに関与しているのではあるまいかなどいろいろ考える。

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いつもは朝か昼休みにいただけるスタッフからの院長宛チョコレート、今年は診療終了後までお預けではらはらどきどきしたが、無事頂戴できた。
「このように掲載いたしております。お返しはあんまり期待しないで下さいね。」

2005年02月14日

口腔ケア関連講演会

2/12(土)13:00~17:00 札幌医科大学臨床講堂にて講演会を受講。
            受講者:広川・斉藤(美)・舟生
    
「訪問口腔ケアの実際」        吉田春陽先生 
   社団法人守口市歯科医師会 学術部会部長
「摂食嚥下リハビリテーションの実際」 舘村 卓先生
   大阪大学大学院歯学研究科 高次脳口腔機能学講座 助教授 歯学博士

日本脳神経看護研究学会北海道部会創立30周年 特別講演会として行われた口腔ケア・咀嚼嚥下リハビリテーションの講演会であり、いま私たち林歯科医院が最も積極的に取り組んでいる分野でもあります。

・"入浴・排泄・食事の援助"が在宅ケアの柱
・『起きられない、食べられない状態は"重複生活障害"でありこれを放置することは由々しき人権問題である』 (神戸市看護大学 岡本祐三教授講演より)
・口臭ケアは社会的孤立を解消する
・歯科的な意味でのノーマライゼーションは『決まった時間に家族と一緒に同じ食卓で食事を摂れること』
・座位の確立が寝たきりを脱するための出発点
・『端座位足底設置前屈位』による安全な嚥下の確立=姿勢の重要性

など、心に残る言葉も多く、在宅ケアの中での口腔ケアの重要性と咀嚼嚥下リハビリテーションの手法について、大変勉強になったとのレポートを提出してもらいました。

2005年02月13日

院内メンテナンス班ミーティング:3DS&periocheck

診療終了後、15:00よりミーティング。参加者は院長、藤保先生、宍戸、中振、河合の5名。石崎は体調不良のため欠席。

院内メンテナンスの今後の充実について話し合う。
すでに予約が飽和状態になっているため、メンテナンス班の所属人員を増やす予定でメンバーの選択を行う。また、メンテナンス通院者の増加状況を分析するよう指示を出し、今後の増員計画を立てることを約束する。

診療内容の充実については、3DS(Dental Drug Delivery System) とぺリオチェックの導入について。導入に先立ちモニターとなって下さる方を募集することとする。
3DSは化学的に歯周病の原因になる細菌を取り除く手法、ぺリオチェック(サンスター社製品・歯周病検査薬)は歯周ポケット内の細菌の状態を調べる培養検査であるが、残念ながら現時点では健康保険の対象とはならない。基本的には健康保険でできる歯周疾患管理を目指しているため、この2点は行いたいと思いながら立ち上げがおくれている。
システムの確立を待って、広く希望者に提供できるようにしたい。

2005年02月12日

土日診療

開業して15年、土曜の午後と、日曜の診療を続けてきました。

土曜日は主に矯正治療の方のご予約をいただいています。それ以外に急患の方を診てきました。数年前から土曜の午前午後も訪問診療を行うようになり、昨年からはインプラント手術も行っています。スタッフの人数は少ないとは言えないと思うのですが、土日いずれかにローテーションで休日を取るため、現時点では土曜日の歯周病メンテナンス・訪問口腔ケアは行っていません。

日曜日は最初は昼休みを取っていましたが、続けてやって早く終わった方がいいとのスタッフの意見で、昼休みをなくして4時間続けて診療しています。4時間では終わらず、14:30過ぎの終了になることが多いです。
日曜の診療は本院のみ。矯正歯科・歯周病メンテナンス・一般歯科を行います。旭川市は日曜日の急患対応を旭川歯科医師会で行っており診療時間も林歯科医院より長いため、一般診療の方は急患ではなく日曜日でなければ歯科医院に通えない方ばかりです。

土曜午後、日曜日ともに開業当時は開いている歯科医院が少なく飛び込みの急患の方も多かったのですが、現在は土日診療も珍しくなくなり分散してきたように思います。とは言え、仕事の忙しい方にとって平日日中に歯科医院に通う時間を取るのは、日本では難しいことです。

開業した時に思った、『歯科治療を受けたい人が受けられる時に開いている歯科医院』を目指して15年が過ぎました。さらに一歩進んで『治療を受けたい人のところへ訪ねて行ける歯科医院』になってもうすぐ6年です。これからも、様々な方の様々な需要に応えられる歯科医院を目指して行こうと思います。

2005年02月11日

宿題はつらい@包括歯科医療講習会

来週末の筒井先生の包括歯科医療の講習会までに、形成の宿題を仕上げなければなりません。毎日の診療の中では難しく、結局今日の午後はずっと診療室で形成です。もう、6時間。かなり疲れています。
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拡大鏡で形成→顕微鏡でチェック→テレビ画面に拡大→できあがり
白い石膏模型はお手本の筒井モデルです。

2時間続けて一回コーヒーブレイク、その後4時間続けました。
なぜ?実は面白くてやめられなくなったのです。好きなことが仕事にできて幸せ者です。けれども、その後筋肉痛に泣きました。もう、若くはない、でしょうか。

歯周外科の勉強会4

2月の勉強会は、院長、藤保先生の指導で、石井・木村・広瀬先生の3名が取り組みました。実習内容はGTRの手術・遊離歯肉移植術・有茎弁側方移動術・正ロール法など。和気あいあいと行いました。終わると夜中の1時になっていました。

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2005年02月10日

うちは「よい歯科医院」だろうか?

<院長日記:あいファミリー歯科>に良い歯科医院の見分け方がエントリーされています。

さて、林歯科医院はどうでしょう?
年齢30代後半から50代前半は、クリア。外観・清掃もなんとかがんばっているつもり。予約はそこそこ埋まっている。
評判はどうでしょう?これは中々聞かせてもらえませんね。
受付は感じの良い応対をしてくれていると思いますが、お話の通じない患者さんもいらっしゃるのは事実です。難しいところ。
院長の性格は、明るく、きさくで前向き。人と話すのが好き。手先が器用で細部にこだわりが強い。欠点としては、「せっかち」かもしれません。

林歯科医院をよい歯科医院と思って通って下さる方が一人でも増えてくれればと思い、いろいろ振り返ってしまいました。

仕事が趣味です?

院長の休日は木曜日。今日明日はめったにない二連休です。

とはいうものの、休日の朝もいつもと同じ時間に起き、月に2〜3回はいつもの出勤時間と同じ時間にコンサルティングをしていただいている「仁七」の大川さんとミーティングです。

今朝は、めずらしく少しゆっくりして、12時に向かうところは「林歯科医院」。13:00には数年後に目指している新しいプロジェクトを立ち上げるため人と会う約束です。まずは林歯科医院の現状を見ていただき、その後15:30まで場所を変えてミーティング。

これから家に戻って少し休んで夜9:00過ぎには医院に再度もどって皆と歯周外科の勉強会。明日の休診日は、ようやく「筒井セミナー」の宿題を仕上げる予定です。

小さな同期会

9:30頃、あいファミリー歯科の水野先生が見え、矯正歯科の症例検討、ビジネス書の話を伺い、最近ネットで楽しみにしている歯科関係のブログの紹介などをする。

三田矯正歯科医院★三田院長のblogを紹介したところ、水野先生が持ってきて下さった「仕事ごころ」にスイッチを!小阪 裕司著に三田矯正歯科医院の話が乗っているとのことである。読ませていただくのが楽しみである。

2005年02月08日

あいの里医科歯科クリニック 見学(3)

石井先生から見学のレポートが提出されたので掲載する。

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「嚥下造影検査(VF)見学」
平成17年2月2 北海道医療大学医科歯科クリニック(あいの里)
講師:同助教授 木下憲治 先生

歯科往診の現場では「飲み込めない、食事に時間がかかる」という訴えを受けることが増えてきました。もっと具体的に「誤嚥性肺炎の疑いがあるので診てほしい」と言われることもあります。高齢者の歯科治療を行なうにあたって摂食嚥下の問題への対応は避けて通れない状況になりつつあるようです。

今回、医療大で摂食嚥下に取り組んでいらっしゃる木下先生の診療を見学させて頂く
ことができました。私と衛生士のお二人(廣川直子さん・斎藤美香さん)とともに一日かけて勉強してきましたので、ご報告致します。

1:VF(videofluorography)と咽頭部内視鏡検査(ファイバー)
誤嚥しているかどうかはVFでしか診断できない、という考えが広まっており実際そのようです。VFとはX線造影剤を食物に混ぜて実際に食事させ、その様子をレントゲン動画として観察する検査です。

ものすごい被爆量ですが、誤嚥していれば一目瞭然です。たとえ誤嚥していることが確認されたとしても、どんな姿勢で、どういう食物を、どのようなタイミングで口へ運んだら安全かということがVFによって検討できます。

これが大切なのだと思いました。つまりは患者さんに負担の少ない食環境を提示することができるからです。VF後はファイバーで咽頭を観察します。VFは長時間は行なえませんので数分後に内視鏡を用いて「眼」で確認したほうが良いようです。ファイバーでは誤嚥の瞬間が観察できないのがデメリットですが、咽頭部の残留物の確認には最適のようです
。VFやファイバーで映像を患者さん側に見せるのは大きな説得力を持つようです。とくにファイバーはカラーでいかにもって感じです。

ところで誤嚥とは異物が気管内に入ること、誤飲は異物が食道に入ることです。誤嚥下性肺炎は気管に入った異物(唾液など)が原因でおこる肺炎です。

2:病診連携
造影検査はその設備が無ければできません。では我々は日常臨床の現場で何ができるか?

その答えも木下先生が教えて下さいました。危機管理意識をもって患者さんに接し、誤嚥が疑われる場合は検査の必要性を説明し、然るべき医療機関に紹介する。というのが我々のできることです。これは誤嚥に限った話ではありません。診断が下れば治療方法や対策を検討して、我々も治療に協力できるはずです。患者さんに様々な負担を強いることに
なりますので、もちろん同意が得られればの話ですが。

気付いていながら、治療方法や検査を提示しないのは、医療従事者として怠慢となる場合があります。誤嚥性肺炎はそれこそ命に関わる疾患ですから、とくにそう言えるかも知れません。いざとなったら木下先生に御高診をお願いするとして、病院と診療所が連携を取っていく必要があるのは間違いないようです。そういう意味で今回のような機会が継続して行なわれれば、単なる見学には終わらず、より意義が深まると感じました。

3:新生児用聴診器
無いとダメだそうです。嚥下の現場で聴診器は必需品なのですが(喉の音を聴く)、私が使っていたのはごく普通の聴診器で、頸部に当てると大き過ぎて非常に使いづらく、お払い箱になってしまいました。

木下先生が使っていた赤ちゃん用のはいかにも使いやすそうで、さっそく欲しくなりました。ネット通販なら一万円位で立派なのが買えるので、そのうち購入しようと思っています。講習会や講演があるとモノが欲しくなるのは仕方の無い現象でしょうか。

まとめ
我々がVFやファイバーを行なうことは無いにしても、その内容を知っておくことは大切なのは言うまでもありません。今回の見学を通じて咽頭の解剖を再勉強したり、患者さんの食物形態について再考してみたりと様々な再認識がありました。これが現場での患者さんへの説得力につながればと思います。

それが不安を煽るようなことになっては、返って患者さん側の治療に対する意欲を削ぐことになりかねませんから、そこは十分な配慮が必要です。私が今、最もむずかしく、また最も大切に感じていることです。

最後になりましたが、今回このような機会を与えて下さった木下憲治先生、ならびに院長、春美先生に改めてお礼申し上げます。    

石井壮敦

2005年02月06日

雪下ろし

日曜の診療は10:00開始。13:30予約の患者さんの診療が終わったところで終了。早ければ14:30、遅いと15:00過ぎる。

本日の診療中に、屋根の雪が半分ほど落ちた。残り半分がいつ落ちるか心配なので診療終了後、院長自ら一人で雪下ろし。おろした雪をユンボで融雪装置まで運び終わったら18:00。短い日曜日である。

2005年02月04日

あいの里医科歯科クリニック 見学(2)

昨日石井先生から預かった動画の処理を行う。下の写真はとってきた動画から切り取った静止画像。あいの里の北海道医療大学医科歯科クリニックで診療中の木下先生である。

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友人に勧められて購入したXacti DMXC1だが、今回のような見学の際場所をとらず軽く、動画も静止画も撮れると言うことで重宝している。MACに取り込んでDVDに焼いて、1枚を歯科医師の、もう1枚を口腔ケア班の勉強用に渡す。

iLife'04のシリーズを使ってmpeg4をiMovie04で編集、IDVD04でDVDに焼いているのだが、取込み、変換、書き込みに随分時間がかかる。こんなものなのだろうか。iLife'05のシリーズだったらもっと早いのかなあと思って調べてみたが、比較した感想が見つからない。自分で確かめるべきだろうか?

2005年02月03日

あいの里医科歯科クリニック 見学

2/2 (水)石井先生・口腔ケア班の斉藤(美)・広川の3名で、あいの里の北海道医療大学医科歯科クリニックを見学にうかがいました。

VF(嚥下造影:Videofluorography)の様子を見せていただきましたので、後日報告をしてもらう予定です。クリニックの木下先生には詳しい説明をしていただき大変勉強になったと言うことです。写真は後日アップします。

2005年02月02日

旭川北ロータリークラブ ゲストスピーチ

今日は、今宮先生のご紹介で、院長が旭川北ロータリークラブの昼食会にてお話をしてきました。『訪問診療から見た老人福祉』というテーマをいただき、主に林歯科の訪問診療のシステムと、口腔ケアの重要性、ケアの症例のご紹介などをしてまいりました。
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20分少々のお話ですが、お忙しい皆様にも訪問診療・口腔ケアに関心を持っていただけたのではないかと思います。旭川北ロータリークラブには、今宮先生の他にも地域で開業されている板倉先生も参加されており、お二人の前で少々緊張してしまいました。

終了後、今宮先生と喫茶室で歓談し、先生の医院のお話などをうかがい、名残惜しかったのですが急ぎ午後からの診療に戻って参りました。

2005年02月01日

2月に入って

2005年に入って一か月が過ぎた。1月中に河合の旭川歯科医学会の後抄録提出が終了、歯周外科勉強会を一回行い、さらに月末には藤本先生のお話を伺うことができた。
新たに、林歯科のスタッフとして働いてくれるメンバーも増え、充実した1か月であったと思う。

今月の予定は、ロータリークラブでのお話、北海道医療大学あいの里医科歯科クリニック見学、院内ミーティング、院長の筒井塾での研修、副院長の北日本レーザー歯学研究会例会参加など。
求人については、現在も継続中なので、関心のある方にはぜひご連絡を頂きたい。
今月も充実した月になるようがんばりたい。

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